正岡子規を生んだ俳都松山には、俳句や短歌の革新を果たした子規を顕彰する「松山市立子規記念博物館」がある。ここで、平成29年9月から30年3月にかけて「山頭火と松山の人びと」と題した小展示が行われた。
この展示では山頭火直筆の掛け軸や色紙、短冊など、博物館が新たに収蔵した23点の資料を公開。「資料は松山の俳人で山頭火と親交のあった村瀬汀火骨(ていかこつ)・千枝女(ちえじょ)夫妻にゆかりの貴重なものです」と学芸員の平岡瑛二さん。
現在、博物館では定期的に俳句教室も開催。俳句の普及に大きな役割を果たしている。