黄金比率に沿って調理すれば、あれこれ加減する必要がないので、いつでもぶれることなくピタッと味が決まります。甘すぎ、辛すぎなど、失敗することがないので作る人の負担が減り、調理もストレスなくスムーズに。基本の黄金比率を応用すれば、料理のバリエーションが増え、レパートリーの幅もグッと広がります。
黄金比率は配合が決め手！ それぞれの調味料は、計量スプーンなどでしっかり計りましょう。
照り焼きや煮物などは、繰り返し作ることが多い基本の料理。何回も作っているうちにレシピを見なくなり、なんとなく味付けをしていまいちな出来になってしまった…なんてことはありませんか？ そこで覚えてほしいのが、誰でもばっちり味が決まる魔法の配合、味付けの「黄金比率」。今回はその早見表と、黄金比率を使った暑い夏にぴったりなアレンジレシピをご紹介します。
黄金比率のたれ（作りやすい分量）
スタミナアップ食材のにんにくを使って、夏の疲れた体を元気に！ ワンボウルで生地が完成し、衣付けなどの作業も不要で手軽な一品です。
- ［材料（作りやすい分量）］
- 鶏むね肉
（皮は取り除く） - 300g
- サラダ油
- 適量
- 和風ガーリックだれ
- 全量
- 卵
- 1個
- 片栗粉
- 大さじ2
- マヨネーズ
- 大さじ1
- ［作り方］
- 鶏むね肉は粗めのみじん切りにし、さらに包丁で叩いてミンチ状にする。
- ボウルに1、＜A＞、和風ガーリックだれを入れ、スプーンでよくかき混ぜる。
- フライパンにサラダ油を深さ5mmまで入れて中火で熱し、スプーンを2本使って、
2をひと口大に成形し落とし入れる。 - 両面がこんがり色づくまで４〜5分揚げ焼きにする。
香ばしく焼いた豚とトロッとしたなすの食感が楽しく、南蛮風のたれでご飯がすすむ一品です。
- ［材料（2人分）］
- 豚肩ロース薄切り肉
- 150g
- 片栗粉
- 適量
- なす
- 3本（240g）
- サラダ油
- 大さじ2
- （お好みで）水菜
- 少量
- 長ネギ（みじん切り）
- 10cm
- 赤唐辛子（小口切り）
- 1/2本
- 水
- 50ml
- 甘酢だれ
- 全量
- ［作り方］
- 豚肉に片栗粉を薄くまぶす。なすは薄めの乱切りにして5分間水にさらした後、
水気を拭き取ってサラダ油を絡める。 - 耐熱容器に＜A＞を入れ、混ぜ合わせておく。
- フライパンを中火で熱し、なすの皮目を下にして並べる。途中で面を変えながら
4分ほど焼く。焼けたら2に浸ける。 - 続けてサラダ油（分量外）を深さ5mmまで入れて中火で熱し、豚肉をカリッと
色良くなるまで両面焼く。焼けたら油を切り、2に浸ける。 - 器に盛り、お好みで3cm長に切った水菜を添える。
長田 知恵 ― chie nagata ―
料理研究家・ブロガー・インフルエンサー。3児の母。家にあるもので誰でも失敗なく作れる、簡単・時短・節約・栄養満点なレシピを日々発信している。著書『魔法の万能だれ』（扶桑社）他。
ブログ「つきの家族食堂〜ごはんとおやつと〜」https://ameblo.jp/moon3sun8
長田 知恵 chie nagata
料理研究家・ブロガー・インフルエンサー。3児の母。家にあるもので誰でも失敗なく作れる、簡単・時短・節約・栄養満点なレシピを日々発信している。著書『魔法の万能だれ』（扶桑社）他。
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