サブスクとは、「subscription(サブスクリプション)」の略で、元々は雑誌の定期購読を意味する言葉ですが、現在では定額で物やサービスの提供を受けられる仕組み全般を指します。サブスクには、大きく分けて3つの種類があります。
定額料金を支払うことで、一定期間 物やサービスの提供を受けられる「サブスクリプション」、通称「サブスク」。動画や音楽配信サービスの普及で定着してきましたが、家電や衣服、食品などさまざまな分野で展開されています。上手に利用すれば家計の助けになりますが、思わぬ落とし穴も。今回は、サブスクの魅力と注意点をご紹介します。
サブスクの大きなメリットとしては、多くの場合でコストが低くなることが挙げられます。例えば、動画配信サービスは毎月定額料金で見放題なので、視聴時間が長ければ長いほどお得になるといえます。定期的に物が届くサービスは、定期購入を前提として定価より割安になっていることがほとんどです。レンタル・購入できるサブスクでは、最初から全額を出費することなく、まずは低いコストで商品を試せます。
デメリットは、忙しくて動画を視聴できなかったり、届いた物を使い切れなかったりした場合でも、同額の料金がかかってしまうこと。また、送料を利用者が負担することになるため、実はあまりお得ではない場合もあります。便利だからといってあれこれと申し込まず、よく検討してから契約しましょう。
サブスクを利用する際は、契約前に以下の3つのポイントをチェックしておきましょう。
サービスの公式サイトにはおすすめの点やメリットが目立つように記載されており、そのサービスの注意点は見落としてしまいがちです。SNSなども活用しながら、実際の利用者の口コミ情報を確認しましょう。
「解約は前月末日まで」などといった条件がある場合、思い立ってもすぐに解約できず、出費がかさんでしまうことがあります。解約手順が煩雑な場合もあるため、利用する前に解約の方法をチェックしておきましょう。
気に入らなかったので解約したいと思っても、最低利用期間に満たない場合、違約金が発生してしまうことがあるため注意しましょう。
以下の例に当てはまる場合は、サブスクを始める良いタイミングかも。まずは身近なサービスから試してみましょう。
サブスクは日々増え続けており、国内だけでも1,000以上のサービスがあります。サブスクを利用してお得に生活するためには、そのサービスが自分に合っているかどうかを見極めることが大切です。一度始めると長い付き合いになる場合も多いため、「本当に利用する価値があるか」をしっかり考えて賢く利用しましょう。
大和 貴人 ― takato yamato ―
サブスク専門家、ファイナンシャルプランナー。2013年、慶應義塾大学卒業後、三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。その後、大手広告代理店への転職を経て、2019年に株式会社ユニベルを設立。2020年1月、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立ち上げる。メディアにも多数出演。
https://cospabu.com
大和 貴人 takato yamato
サブスク専門家、ファイナンシャルプランナー。2013年、慶應義塾大学卒業後、三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。その後、大手広告代理店への転職を経て、2019年に株式会社ユニベルを設立。2020年1月、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立ち上げる。メディアにも多数出演。
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