トップメッセージ
社長の千葉でございます。
この度の東日本大震災によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被害を受けられた皆さま方に、心からお見舞いを申し上げます。また、東京電力福島第一原子力発電所の事故および放射性物質の漏洩が発生した事態を、原子力発電に携わる者として極めて重く受け止めるとともに、一刻も早く収束することを切に願っております。
“東日本大震災を踏まえて”
誠に残念ながら、今回の事故を受け、原子力発電ならびに電力会社に対する社会の信頼は大きく揺らぎ、かつてない厳しい目が向けられております。
当社においても、伊方発電所周辺住民の皆さまなどから、当然のこととして「福島のような事故が起こることのないよう、しっかりと安全対策を講じてもらいたい」などといった声が数多く寄せられております。
今回の震災の影響は余りにも大きく、一朝一夕に皆さまの不安が払拭できるとは思いませんが、こうしたご意見を真摯に受け止めながら、安全・安心レベルのさらなる向上に向けてハード・ソフトの両面から必要な施策を講じ、地域の皆さまの不安を少しでも和らげることができるよう、誠意を尽くした丁寧な対応で着実な信頼回復につなげていきたいと考えております。
“次なる60年に向けて”
当社は本年5月1日に創立60周年を迎えました。私たちよんでんグループは、「地域と共に生き、地域と共に歩み、地域と共に栄える」の精神のもと、創立以来、その時どきの課題・ニーズに真正面から向き合いながら、電気の安定供給を通じて地域の発展に貢献できるよう努めてまいりました。今回の震災を受けて、今後、エネルギー政策の見直しも検討されることになるかと思いますが、いかなる時代環境にあろうと、暮らしや産業に欠かすことのできない電気を安定的にお届けすることは、当社グループの不変の責務であります。
創立60周年の節目にあたり、低炭素社会の実現に貢献するという時代の要請に応えながら、良質で低廉な電気を安全に安定的に供給するという社会的使命を確認し、新たな時代に向けて改めてスタートをきりたいと思っております。
よんでんグループの全社員が、「公益の心」に支えられた使命感を胸に、お客さま・地域の皆さまから信頼・支持され、「しあわせのチカラ」であり続けられるよう、しっかりと取り組んでまいりたいと思いますので、皆さまには、よんでんグループに対し、なお一層のご理解とご支援をお願いいたします。
2011年7月 四国電力株式会社
取締役社長


