平成14年7月6日
四国電力株式会社
伊方発電所2号機 高圧注入ポンプ出口流量計の不具合について
伊方発電所2号機(加圧水型、56万6千キロワット)は、通常運転中のところ、本日9時00分頃、通常ゼロとなっている高圧注入ポンプ出口の流量計の指示値が、約100m3/hを示していることを運転員が確認しました。
高圧注入ポンプは停止中であり、また、当該流量計の下流に設置されている2台の流量計の指示値はともにゼロであったことから、当該流量計の検出器の不具合と判断し、現在、当該検出器の取替を実施しております。
なお、本事象によるプラントの運転への支障はありません。また、外部への放射能の影響はありません。
本件は、国の法律・通達に基づく報告事象に該当する事象ではありません。
(参 考)
- 高圧注入ポンプ
非常用炉心冷却装置(ECCS)を構成するものの一つで、一次冷却材が漏えいして原子炉内の水が減少するような事象が発生した場合に、炉心(燃料)を冷却するために、自動的に起動して原子炉内にホウ酸水を注入するポンプ。(2系統設置)以 上
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