平成14年9月7日
四国電力株式会社


伊方発電所第1号機充てんポンプ軸封部漏えい水戻り配管からの漏えいについて
(続報)

 

  伊方発電所第1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)は、通常運転中のところ、9月2日15時15分頃、充てんポンプ1Cの軸封部漏えい水戻り配管の溶接部からわずかな漏えい(5秒に1滴程度)があることを運転員が発見しました。
 このため、予備の充てんポンプ1Aに切り替え、同1Cを停止するとともに、当該配管の隔離作業を実施し、同日20時08分、漏えいが停止したことを確認しました。
(9月3日発表済み)

 その後、漏えい個所の配管を取替え、本日、13時30分、当該ポンプを運転し、漏えいのないことを確認し、通常状態に復旧いたしました。

 今後、漏えい原因について詳細調査を行う予定です。

 本事象によるプラントの運転への影響はありません。また、環境への放射能の影響もありません。

 本件は、国の法律・通達に基づく報告対象に該当する事象ではありません。

以 上

(参考)
○充てんポンプ
   一次冷却系統から抽出した一次冷却水を浄化した後、再び一次冷却系統に戻すためのポンプ。
(3台設置しており、通常、1台を運転し、2台は予備としている。)
○軸封部漏えい水戻り配管
  充てんポンプ軸封部を通過した水を充てんポンプ入口側に戻すための配管。
(ステンレス製、外径約22mm)


添付図


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