平成14年10月8日
四国電力株式会社旧松山発電所跡地の一部土壌の浄化について
当社では、現在、旧松山発電所の撤去工事を進めていますが、これに合わせて土壌調査を29ヶ所で実施したところ、本館南側の1ヶ所の土壌(アスファルト舗装とケーブルダクトに挟まれた一区画)について国の基準値を上回る濃度のテトラクロロエチレンが検出されました。
なお、地下水からは検出されておらず、周辺環境に影響はありません。当社では、これを愛媛県に連絡するとともに、浄化方法について検討を進めてまいりましたが、このほど、当該区画の土壌約20m3をガス吸引法により浄化する運びになりましたので、お知らせいたします。
浄化工事は、明日10月9日より11月末にかけて実施いたします。
(参 考)
○テトラクロロエチレン
ドライクリーニング用洗浄剤,金属部品の洗浄剤,溶剤,化学製品の原料等に使われている揮発性の有機塩素化合物の一種で、一定濃度以上のテトラクロロエチレンが環境に放出されると、目や皮膚、気管を刺激するほか、環境への影響が長期にわたる場合は、肝臓、腎臓の機能障害を起こす可能性がある。○ガス吸引法による浄化方法
テトラクロロエチレンが検出された土壌をシートで囲われた処分場へ移送したうえで、テトラクロロエチレンを吸引し、活性炭に吸着させ、除去する。
(添付資料1)旧松山発電所構内平面図とテトラクロロエチレン検出場所
(添付資料2)テトラクロロエチレンの浄化工事概要
以 上
(添付資料1)
(添付資料2)
土壌浄化要領
土壌浄化要領図
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