平成15年9月16日
四国電力株式会社
伊方発電所3号機第7回定期検査の実施について 伊方発電所3号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力89万キロワット)は、9月19日から約3ヶ月運転を停止し、第7回定期検査を以下のとおり実施する予定です。
1.主なスケジュール
2.検査件数
定検開始日 :平成15年 9月19日 送電開始日 :平成15年12月18日 定検終了日 :平成16年 1月14日
3.検査を実施する主な設備
国の検査 66件 電力自主検査 9件 合 計 75件
4.燃料集合体の取替
原子炉および原子炉冷却設備 原子炉計測制御設備 燃料設備 原子炉格納設備 放射線管理設備 廃棄物処理設備 非常用予備電源設備 タービン、発電機および付属設備
5.定期検査中に実施する主要な工事等
燃料集合体全数157体のうち、60体を取り替える予定
(1)出力領域計測装置検出器取替工事 信頼性維持の観点から、炉外核計測装置のうち出力領域計測装置の検出器(総数8個のうちの4個)について定期的な取り替えを行う。
(2)ステンレス配管点検 平成12年10月に発生した「1号機充てん配管耐圧検査中の漏えい」および平成15年6月に発生した「1号機安全注入系統テストライン配管のひび」に鑑み、
○ 漏えいが発生すると原子炉の運転に支障を及ぼす系統および放射能を含む系統で塩化物応力腐食割れが発生する可能性がある範囲 ○ 高温配管に接続され、高温流体が流入する可能性がある範囲 ○ 高温流体が流入する可能性がない100℃以下の配管のうち、漏えいが発生すると原子炉の運転に影響を及ぼす系統および放射能を含む系統の範囲 について、塩化物応力腐食割れに関する点検を行う。
以 上
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