平成17年7月11日
四国電力株式会社



伊方発電所3号機 余熱除去ポンプモータの冷却水流量計の
警報回路の不具合について



 伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)は、通常運転中のところ、7月10日6時27分、中央制御室に余熱除去ポンプBのモータを冷却する冷却水流量の低下を示す信号が発信しました。
 このため、現場確認を実施した結果、流量計の現地指示は通常の値を示しており、当該ポンプモータの冷却に必要な水量が確保できていることを確認しました。

 当該流量計の警報回路の点検を行った結果、流量の低下を検知して信号を発信するスイッチの不具合が原因で、信号が発信したことが確認されました。
 このため、当該スイッチを新品に取り替え、本日9時30分、復旧いたしました。

 本事象によるプラント運転への影響および環境への放射能の影響はありません。

 本件は、国の法律に基づく報告事象に該当するものではありません。

(参  考)
○ 余熱除去ポンプ
原子炉が停止した場合に炉心から発生する熱を除去するため、原子炉容器内に1次冷却水を供給するためのポンプ。A、Bの2台設置しており、通常運転中は待機状態にある。


以 上

添付資料−伊方3号機 余熱除去ポンプまわり概略系統図




添付資料



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