平成17年9月22日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機第5高圧給水加熱器の座金回収について

  定期検査中の伊方発電所2号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、9月12日11時15分、蒸気発生器へ給水する2次系水を加熱する第5高圧給水加熱器Bの水室仕切板に取り付けている点検口の蓋を固定している32本のボルト(ネジ部外径約12o、長さ約35.5o)のうち5本と、ボルトを固定している座金(外径約24o)5個が脱落していることを保修員が確認しました。
  脱落した5本のボルトと5個の座金は回収しましたが、このうち2個の座金の一部(半分程度)が欠損していることが確認されました。

(9月12日にお知らせ済み)

  その後、調査の結果、当該給水加熱器の内部で欠損した部分を2個とも発見し、回収しました。
  また、点検口の蓋を固定しているボルトの点検を行った結果、当該給水加熱器で18本、ボルトに若干のガタつきが見られましたが、座金の廻り止めが効いており、ボルトおよび座金の脱落がないことを確認しました。

  引き続き、原因調査を行っております。

  本事象は国の法律に基づく報告事象ではありません。


(参  考)

○高圧給水加熱器
高圧タービンの排気蒸気を取り出して、蒸気発生器への2次系水の給水を加熱する熱交換器。伊方2号機には、給水加熱器が第1から第5まであり、第5高圧給水加熱器はA、B2台ある。


以 上

添付資料−伊方2号機  第5高圧給水加熱器まわり概略系統図




添付資料



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