平成17年11月10日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機  余熱除去系統配管の傷について

  第18回定期検査中の伊方発電所2号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、余熱除去系統の配管取替工事のため取替範囲外にある配管を支えている構造物を取り外したところ、本日、当該支持構造物に隠れている部分の配管にサビ状のものが見られました。
  このため、当該箇所の液体浸透探傷検査を実施した結果、14時30分頃、欠陥指示(最大約12o)が確認されました。なお、当該箇所からの漏えいの痕跡はありません。

  今後、詳細な調査を実施します。

  本事象による、環境への放射能の影響はありません。


(参  考)

○余熱除去系統
定期検査などでプラントを停止した後に、燃料から発生する余熱を除去する系統。
○液体浸透探傷検査
材料表面に液体を塗布し、その後現像液により傷に浸透した液体を表面ににじみ出させて、目視では確認できないような微細な傷を検出する検査。


以 上

添付資料−伊方発電所2号機余熱除去系統概略図




添付資料



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