平成18年3月28日
四国電力株式会社
取締役社長 常盤 百樹

伊方3号機のプルサーマル計画に係る国の許可について

  本日、当社は、経済産業大臣から、伊方発電所3号機におけるプルサーマル計画の原子炉設置変更許可をいただきました。

  今回、許可をいただくことができたのは、審査にあたられました関係者の方々、ならびに申請にご了解をいただいた愛媛県・伊方町をはじめ地元の皆さま方のおかげであり、厚く御礼申し上げます。

  現在、世界のエネルギー事情を概観すると、アジアを中心とした経済成長と人口増加により、エネルギー需要が大幅に増加し、化石燃料の需給逼迫や価格上昇が現実のものとなっております。さらに、地球環境問題への対応も喫緊の課題であります。こうしたなか、資源に乏しい我が国にとって、プルサーマルの導入・推進は、ウラン資源の有効利用、エネルギー供給の安定確保の観点などから不可欠であると考えており、昨年10月に閣議決定された原子力政策大綱においても、その着実な推進が謳われております。
  このため、私としては、2010年度までのプルサーマルの導入を経営の重要課題として位置づけ、全力を挙げて取り組んでいるところです。

  これからは、地元の皆さまから最終了解をいただくステップに入りますが、私といたしましては、同計画の導入にあたっては、何よりも地元の皆さまのご理解を得ながら進めていくことが重要であると考えております。
  今後とも、地元の皆さまのご理解を得られるよう、安全を最優先に、プルサーマルの実現に向けて、不退転の決意で取り組んでまいりますので、ご理解・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

以上


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