平成18年4月26日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機第9回定期検査の実施について

  伊方発電所3号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力89万キロワット)は、4月30日から約2.5ヶ月運転を停止し、第9回定期検査を以下のとおり実施する予定です。

1.主なスケジュール

定検開始日 平成18年   4月30日
送電開始日 平成18年   7月13日
定検終了日 平成18年   8月 8日

2.定期検査で行う検査件数(定期事業者検査)

101件

3.検査を実施する主な設備

4.燃料集合体の取替

  燃料集合体全数157体のうち、42体を取り替える予定。

5.定期検査中に実施する主要な工事等

(1)600系合金溶接部の応力腐食割れに対する予防保全工事

  加圧器の管台溶接部を応力腐食割れに強い材料に取り替える。また、この作業に伴 い配管の一部を取り替える。

(2)使用済燃料ピット冷却器設置工事

  定期検査の運用性向上および使用済燃料冷却の安全裕度向上の観点から、使用済燃料ピット冷却器(現状2台)を新たに1台設置することとし、今回の定期検査で使用済燃料ピット冷却器に冷却水を供給する配管(原子炉補機冷却水配管)を設置する。

(3)ステンレス配管点検

  平成15年6月に発生した「1号機安全注入系統テストライン配管のひび」に鑑み、 塩化ビニールテープによる塩化物応力腐食割れの可能性はないが、万一、漏えいが発生すると原子炉の運転に支障を及ぼす系統および放射能を含む系統で未点検の範囲について、ステンレス配管の点検を実施する。
  また、平成16年5月に発生した「2号機余熱除去系統配管のひび」に鑑み、過去にテープを除去したままで健全性を確認していない可能性がある箇所の点検を実施する。

以 上


添付資料−定期検査中に実施する主な工事




添付資料


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