平成18年6月5日
四国電力株式会社

伊方発電所1号機の手動停止について

  伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)は、通常運転中のところ、本日9時30分頃、二次系の湿分分離加熱器Bの音が通常と異なることに運転員が気づき、10時30分、保修員が、当該湿分分離加熱器の胴体内部から異音がしているのを確認しました。

  このため、当該湿分分離加熱器の点検を行うため、10時50分から出力降下を開始し、11時49分発電機を解列しました。また、念のため原子炉も停止する予定です。

  今後、当該湿分分離加熱器の分解点検を行うこととしております。

  本事象による外部への放射能の影響はありません。

  本件は、法律に基づく国への報告事象です。

(参  考)

○湿分分離加熱器
高圧タービンで使用した蒸気を低圧タービンでもう一度使えるように、蒸気の湿分を取り除き、温度を上げる設備。A、B、C、D4台設置している。


以 上

添付資料−伊方1号機  湿分分離加熱器まわり概略系統図




添付資料


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