平成18年9月4日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機  非常用ディーゼル発電機燃料ドレン配管の不具合について

  通常運転中の伊方発電所2号機(加圧水型  定格電気出力56万6千キロワット)において、本日(9月4日)、定期試験のため、非常用ディーゼル発電機Aを運転したところ、14時06分頃、燃料供給配管に設置されている燃料油の油圧の変動を緩和する装置に接続されているドレン配管の継ぎ目部から、少量の油が漏えいしていることを運転員が確認したため、当該ディーゼル発電機を停止しました。

  このため、当該ディーゼル発電機を調査した結果、ドレン配管が折損していることが確認されたことから、当該配管を取り替え、本日16時45分、通常状態に復旧しました。

  本事象によるプラントの運転への支障はなく、また、環境への放射能の影響もありません。

  本事象は、国の法律に基づく報告事象に該当するものではありません。

(参  考)

○非常用ディーゼル発電機
  発電所の運転中に外部電源が喪失し、所内に電気が供給できなくなった場合に、安全にプラントを停止するのに必要な機器等に電源を供給するための設備。伊方2号機には、1台で十分な容量を有するA、Bの2基設置している。


以 上

添付資料−伊方2号機 非常用ディーゼル発電機燃料油概略系統図




添付資料

伊方2号機非常用ディーゼル発電機燃料油概略系統図


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