平成18年10月20日
四国電力株式会社

伊方発電所廃棄物圧縮減容固化設備の設置に係る原子炉設置変更許可の申請について

  当社は、本日、伊方発電所で発生した低レベル不燃性固体廃棄物を圧縮減容したうえで固化する設備の設置について、経済産業省に原子炉設置変更許可の申請を行いました。

  低レベル放射性廃棄物のうち、これまで固体廃棄物貯蔵庫等で保管していた金属類等の不燃性固体廃棄物については、「青森県六ヶ所村低レベル放射性廃棄物埋設センター」に搬出するための処理方法の検討を進めておりましたが、このほど、高圧圧縮して減容したうえで、モルタルで固化する方式を採用することとし、これに必要な廃棄物圧縮減容固化設備を設置するための許可申請を行いました。

  運用開始は、平成21年度を予定しております。

  (参考1)廃棄物圧縮減容固化設備の概要

(参考2)現在の伊方発電所の低レベル放射性廃棄物の処理方法

廃棄物種類

現在の処理方法

液体廃棄物
(洗濯排水、機器ドレン等)

廃液を濃縮後にアスファルトまたはセメントでドラム缶に充てん固化し、計画的に埋設センターへ搬出

不燃性固体廃棄物
(金属類、ケーブル等)

固体廃棄物貯蔵庫等で保管

可燃性固体廃棄物
(紙ウエス、布等)

雑固体焼却炉において焼却し、焼却灰をドラム缶に入れて固体廃棄物貯蔵庫に保管



以 上

(添付資料)伊方発電所低レベル放射性廃棄物の処理工程




(添付資料)

伊方発電所低レベル放射性廃棄物の処理工程


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