平成19年1月29日
四国電力株式会社

平成18年度第3四半期  連結決算の概要

1.電力需要
 
    電灯電力需要は、前年同期に比べ1.4%増の209億20百万kWhとなりました。
  このうち、民生用の電灯、業務用電力は、前年12月の厳冬の反動はあるものの、夏場の気温が前年に引き続き高めに推移したことによる冷房需要の増加などから、各々0.6%増、2.2%増となりました。また、産業用の大口電力は、景気の緩やかな拡大に加え、自家発の廃止などから、4.5%増となりました。
  一方、電力他社への融通送電等については、11.4%減少し、この結果、総販売電力量は、前年同期に比べ1.3%減の259億94百万kWhとなりました。
 
  電力需要
 
2.電力供給
 
    水力発受電電力量は、当期が豊水となったことから、前年同期に比べ64.0%増の31億82百万kWhとなりました。
  一方、原子力発電電力量は、定期検査による停止などから、14.0%減の102億29百万kWhとなりました。
  また、火力発受電電力量は、0.8%減の153億92百万kWhとなりました。
 
  電力供給
 
3.収    支
 
 

(1)営業収益(売上高)

 

  昨年7月からの電気料金の引下げによる影響はあったが、電灯電力需要の増加や燃料価格の上昇に伴う収入増により、電気事業の売上高が増加したことに加え、その他の事業の売上高も増加したため、合計では、前年同期に比べ141億円(3.5%)増収の4,234億円となりました。

 
(2)営業費用
 

  燃料価格の上昇などに伴う燃料費の増加に加え、発電所の定期検査の関係で修繕費が増加したことなどから、前年同期に比べ104億円(2.9%)増加の3,752億円となりました。

 
(3)利    益
 

  この結果、営業利益は、前年同期に比べ37億円(8.4%)増益の482億円となりました。
  また、経常利益は、支払利息などの営業外損益が20億円改善したため、57億円(16.3%)増益の411億円となりました。

  四半期純利益は、渇水準備金が41億円の引当増となったことなどから、前年同期並みの257億円となりました。

 
  収支
 
4.平成18年度通期の連結業績予想(平成18年4月1日〜平成19年3月31日)
 
    電力需給の変動や燃料価格の動向、原子力バックエンド費用の新たな引当制度の見通しを得たことなどを踏まえ、経常利益と当期純利益の数値を修正しました。
  なお、売上高については変更はありません。
 
  平成18年度通期の連結業績予想

以  上

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