(お知らせ)
伊方発電所3号機(加圧水型、89万キロワット)は、昨年末頃から制御用空気圧縮機Aの運転電流値および第1段シリンダに4個ある吸気弁の内の1個の温度が通常よりも若干高い傾向を示していたことから、2月1日、念のため圧縮機Aを停止し、当該吸気弁の点検を行ったところ、吸気弁を動作させるバネ(消耗品)が折損していることが確認されたため、バネを取り替えて確認運転を行いましたが、電流値、温度とも高いままの状態であるため、圧縮機Aの詳細点検を行うこととしました。
本事象によるプラントの運転への支障はありません。また、本事象に伴う放射性物質の放出はなく、環境への放射能の影響はありません。
点検の結果、第1段シリンダの他の吸気弁1個の当該バネが折損し、もう1個の吸気弁の当該バネにもひびがあることが確認されました。なお、第2段シリンダの4個の吸気弁については、異常はありませんでした。
このため、第1段シリンダの4個全ての吸気弁の当該バネを新品に取り替えました。
バネが折損した原因等については、引き続き調査を行います。
本事象は、国の法律に基づく報告事項には該当しません。
(参 考)
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