平成19年5月21日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機  補助蒸気ドレン配管からの漏えいについて

  通常運転中の伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)において、本日0時45分頃、原子炉補助建屋内で補助蒸気ドレン配管から水が漏えいし、当該配管の保温を外したところ、貫通穴(約3㎜×約1㎜)が1箇所あることを運転員が確認しました。

  当該配管は隔離し、水の漏えいは停止しております。

  今後、当該部の配管を切り取り、原因調査を行うとともに、従来の炭素鋼より耐食性に優れたステンレス鋼の配管に取り替え、復旧することといたします。

  本事象によるプラントの運転への支障はなく、また、環境への放射能の影響もありません。

  本件は、国の法律に基づく報告事象に該当するものではありません。

(参考)
○補助蒸気
廃液蒸発装置などの付属設備に供給するため、スチームコンバータで2次系蒸気を利用して水を加熱し、発生させた蒸気。
以  上

添付資料  伊方発電所3号機  補助蒸気系統概略図



添付資料

伊方発電所3号機 補助蒸気系統概略図


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