平成19年5月30日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機  補助蒸気ドレン配管の復旧について

  通常運転中の伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)において、5月21日0時45分頃、原子炉補助建屋内で補助蒸気ドレン配管から水が漏えいし、当該配管の保温を外したところ、貫通穴(約3㎜×約1㎜)が1箇所あることを運転員が確認しました。当該配管は隔離し、水の漏えいは停止しました。本事象によるプラントの運転への支障はなく、また、環境への放射能の影響もありません。
(5月21日にお知らせ済み)

  その後、当該部の配管を切り取り、従来の炭素鋼より耐食性に優れたステンレス鋼の配管に取り替えて、本日10時30分、異常のないことを確認し、通常状態に復旧しました。

  なお、原因については、継続して調査を実施しております。

(参考)
○補助蒸気
廃液蒸発装置などの付属設備に供給するため、スチームコンバータで2次系蒸気を利用して水を加熱し、発生させた蒸気。
以  上

添付資料  伊方発電所3号機  補助蒸気系統概略図



添付資料

伊方発電所3号機 補助蒸気系統概略図


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