平成19年6月15日
四国電力株式会社

伊方発電所1号機の送電開始について

  伊方発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は、4月14日から第24回定期検査を実施しておりますが、本日13時29分、送電を開始しましたのでお知らせいたします。

  今後、徐々に出力を上げながら各種試験を行い、100%出力に到達した後、経済産業省の総合負荷性能検査を受けて、定期検査を終了する予定です。

以  上

1.伊方発電所1号機第24回定期検査実績

定検開始 平成19年4月14日  
臨  界 平成19年6月 9日  
送電開始 平成19年6月15日 (停止日数63日)

2.送電開始後の主な検査

主 な 検 査 名 検  査  概  要
炉物理検査
(事業者検査)
原子炉内の核分裂の状況および主要な運転データなどを測定し、原子炉が所定の性能を有していることを確認する。
蒸気タービン
性能検査
(国の検査)
定格熱出力で運転を行い、蒸気タービンが安定して連続運転できることを確認する。
総合負荷性能検査
(国の検査)
定格熱出力で運転を行い、プラントが安定して運転できることを総合的に確認する。

3.定期検査中に実施した主要な工事等

(1)耐震性向上工事

  耐震安全性に関する信頼性を更に向上させる観点から、ほう酸注入タンク、格納容器スプレイ冷却器等について、支持構造物の補強を行いました。

(2)ほう酸配管取替工事

  配管溶接部の信頼性向上を図る観点から、ほう酸ラインの一部配管の継手を、ソケット溶接式継手から突合わせ溶接式継手へ取替える計画としていましたが、設計内容の詳細な検討に時間を要したため、今定検での実施を取り止め、次回定検まで繰り延べることとしました。
  なお、本工事は長期的な予防保全として計画した工事であり、工事の延期により設備の健全性に影響を与えるものではありません。



添付資料-耐震性向上工事について




添付資料

耐震性向上工事について

【工事概要】


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