平成19年7月11日
四国電力株式会社

伊方発電所1号機の定期検査の終了について

  伊方発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は、本日16時40分、経済産業省による総合負荷性能検査に合格し、第24回定期検査を終了いたしました。

以上

(参考)

1.伊方発電所1号機第24回定期検査実績

定検開始 平成19年4月14日  
臨界 平成19年6月 9日  
送電開始 平成19年6月15日 (停止日数63日)
100%電気出力 平成19年6月17日  
定格熱出力 平成19年6月18日  
定検終了 平成19年7月11日 (定検開始後89日目)

2.定期検査中に実施した主要な工事等

(1)耐震性向上工事

  耐震安全性に関する信頼性を更に向上させる観点から、ほう酸注入タンク、格納容器スプレイ冷却器等について、支持構造物の補強を行いました。

(2)ほう酸配管取替工事

  配管溶接部の信頼性向上を図る観点から、ほう酸ラインの一部配管の継手を、ソケット溶接式継手から突合わせ溶接式継手へ取替える計画としていましたが、設計内容の詳細な検討に時間を要したため、今定検での実施を取り止め、次回定検まで繰り延べることとしました。
  なお、本工事は長期的な予防保全として計画した工事であり、工事の延期により設備の健全性に影響を与えるものではありません。

(3)計器設定整合性等点検結果について

  東京電力プラント等における計器の設定誤りを受け、昨年8月に原子力安全・保安院は、各社へ、計器が適正な値を示すことを確認するよう指示を出しました。これを受け、伊方発電所に設置されている計器やプロセスコンピュータのプログラムについて点検を実施しており、伊方発電所2号機については、3月に原子炉の安全やプラントの運転上問題となる不整合がないことを公表しました。
  伊方発電所1号機について、今回の定期検査で点検した結果、問題となる不整合がないことを確認しました。



添付資料-耐震性向上工事について




添付資料

耐震性向上工事について

【工事概要】


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