平成20年3月19日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機の送電開始について

  伊方発電所2号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は、1月17日から第20回定期検査を実施しておりますが、本日11時30分、送電を開始しましたのでお知らせいたします。

  今後、徐々に出力を上げながら各種試験を行い、3月22日頃には定格熱出力に到達した後、4月16日、経済産業省の総合負荷性能検査を受けて、定期検査を終了する予定です。

以  上





(参  考)

1.伊方発電所2号機第20回定期検査実績

定検開始 平成20年 1月17日  
臨  界 平成20年 3月18日  
送電開始 平成20年 3月19日 (停止日数63日)

2.送電開始後の主な検査

主 な 検 査 名 検  査  概  要
炉物理検査
(事業者検査)
原子炉内の核分裂の状況および主要な運転データなどを測定し、原子炉が所定の性能を有していることを確認する。
蒸気タービン
性能検査
(国の検査)
定格熱出力で運転を行い、蒸気タービンが安定して連続運転できることを確認する。
総合負荷性能検査
(国の検査)
定格熱出力で運転を行い、プラントが安定して運転できることを総合的に確認する。

3.定期検査中に実施した主要な工事等

(1)放射性廃棄物処理設備の共用化及び廃止工事

  放射性廃棄物処理設備の効率的な運用等を図るため、一部設備の号機間の共用化及び廃止を行う計画である。
  今回の定期検査期間中において、ガス圧縮装置入口配管への1号機連絡配管の一部設置、水素廃ガス処理設備及び廃液蒸発装置2Aの廃止などを行った。

(2)耐震性向上工事

  耐震安全性に関する信頼性を更に向上させる観点から、よう素除去薬品タンクについて、支持構造物の補強を行った。



添付資料-1 放射性廃棄物処理設備の共用化及び廃止工事の概要
添付資料-2 耐震性向上工事について




添付資料-1

放射性廃棄物処理設備の共用化及び廃止工事の概要





添付資料-2

耐震性向上工事について

【工事概要】
よう素除去薬品タンク


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