当社は、近年の国内外のプラントにおける原子炉容器上部ふた管台の損傷事例を踏まえ、予防保全の観点から、平成24年度に伊方発電所3号機の原子炉容器上部ふたを1、2号機と同様に管台材料等を改良した最新型の上部ふたに取り替えることとし、取り外した旧上部ふた等については、既設の蒸気発生器保管庫内に貯蔵保管する計画を進めています。
この計画のうち、伊方発電所構内に設置している蒸気発生器保管庫(1、2号機共用施設)を全号機共用施設とするとともに、蒸気発生器保管庫の保管対象物を変更することについて、本日、法令に基づき経済産業省に原子炉設置変更許可の申請を行いました。
(参考)原子炉設置変更許可申請の内容
- 保管対象物として、現状の蒸気発生器4基、原子炉容器上部ふた2基、炉内構造物2基等に加え、3号機で取り外した旧の原子炉容器上部ふた等を追加する。
- 保管されるものから放出される放射線の量は少なく、環境へ与える影響はない。
以 上
(添付資料) 蒸気発生器保管庫における保管対象物配置の概要図
蒸気発生器保管庫における保管対象物配置の概要図
(印刷用)蒸気発生器保管庫における保管対象物配置の概要図 (PDF-19KB)
戻る
Copyright(C)YONDEN
Shikoku Electric Power Co.,Inc. / Kagawa,Japan
mail to : postmaster@yonden.co.jp