通常運転中の伊方発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)原子炉補助建家1階(管理区域外)において、4月27日11時45分、非常用ディーゼル発電機Bの冷却用海水配管に僅かな海水のにじみがあることを保修員が確認しました。
その後、当該配管のにじみの確認された箇所に接着材による応急補修を行い、4月28日18時00分、海水のにじみがないことを確認しました。
本事象によるプラント運転への影響はありません。また、環境への放射能の影響もありません。
(4月28日 お知らせ済み)
当該配管を取り替えて漏えいがないことを確認し、本日8時50分、通常状態に復旧しました。今後、取り外した配管の詳細な調査等による原因究明および再発防止対策を講じることとします。
(参考)
○非常用ディーゼル発電機
発電所の運転中に外部電源が喪失し、所内に電気が供給できなくなった場合に、安全にプラントを停止するのに必要な機器等に電気を供給するための設備で、A、Bの2基設置している。
以上
(添付資料) 伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機1B号機の冷却用海水系統概略図
(印刷用)伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機1B号機の冷却用海水系統概略図 (PDF-11KB)