通常運転中の伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、本日2時32分、1次系弁からの漏えい監視のため測定している配管の温度が高くなったとの信号が発信しました。
調査の結果、漏えいを示す他のパラメータに異常はないことから、弁からの漏えいはないことを確認し、1次系弁漏えい監視装置の信号送受信部の不具合により、信号が発信したものと推定しました。
今後、当該部を取り替え復旧します。
本事象によるプラント運転への影響はありません。また、環境への放射能の影響もありません。
本事象は、法律に基づく国への報告事象に該当するものではありません。
(参考)
○1次系弁漏えい監視装置
漏えいが発生した場合、高温の漏えい水が配管内を流れ、配管の温度が上昇する。配管表面の温度を常時測定することにより、漏えいが生じていないことを監視する装置。
以上
添付資料 伊方発電所1号機 1次系弁の漏えい監視用温度測定概要図
伊方発電所1号機 1次系弁の漏えい監視用温度測定概要図
(印刷用) 伊方発電所1号機 1次系弁の漏えい監視用温度測定概要図 (PDF-14KB)