平成23年03月04日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機の耐震安全性評価結果報告書(改訂版)の提出について

 当社は、原子力安全・保安院(以下、「保安院」という)の指示に基づき、伊方発電所の耐震安全性評価を実施しており、3号機については、平成20年3月、耐震安全性評価に用いる基準地震動の策定結果および安全上重要な機能を有する主要な設備等の耐震安全性評価結果に係る報告書を保安院に提出しました。その後、保安院および原子力安全委員会における審議の結果、当社の評価が妥当との国の評価を平成22年1月に受領し、3号機の主要な施設の耐震安全性が確保されていることが確認されています。

 安全上重要な機能を有する主要な設備を含んだ全ての設備等の耐震安全性評価結果に係る報告書については、既に平成21年2月、保安院に提出しておりますが、このたび、国における平成22年1月までの審議結果を踏まえて、敷地前面海域断層長さを42kmから54kmとしたことに伴う評価等を改めて行い、本日、保安院に報告書(改訂版)を提出しました。今後、保安院および原子力安全委員会において、報告内容の妥当性について確認されることとなります。

 当社は、引き続き、最新の知見を十分フォローし、耐震安全性に対する信頼性を一層向上させるとともに、現在、実施中の1、2号機の耐震安全性評価についても、評価結果が纏まり次第、保安院に耐震安全性評価結果報告書を提出することとしています。
 

※平成18年9月に改訂された「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」に照らした耐震安全性の評価を実施するよう求められたもの

以上

 (参考資料) 伊方発電所3号機の耐震安全性評価結果報告書の改訂の概要


(参考資料)

伊方発電所3号機の耐震安全性評価結果報告書の改訂の概要
 

1.今回の評価の範囲 

  国における平成22年1月までの審議結果(敷地前面海域の断層長さを42kmから54kmに変更したことにより基準地震動Ssを変更した)等を反映し,以下の範囲について評価しました。

耐震安全性評価の流れ

耐震安全性評価の流れの図

 

2.施設等の耐震安全性評価の結果 

 安全上重要な施設等について,国により妥当と評価された基準地震動Ssを用いて評価を実施し,以下のとおり耐震安全性が確保されていることを確認しました。

(1)安全上重要な建物・構築物の耐震安全性評価

 国の評価が終了した原子炉建屋および原子炉補助建屋の耐震壁以外の外周コンクリート壁ドーム部および燃料取扱棟屋根鉄骨部の強度評価を実施し,評価基準値を満足することを確認しました。

安全上重要な建物・構築物の耐震安全性評価の図


(2)安全上重要な機器・配管系の耐震安全性評価

 安全上重要な全ての機器・配管系について,国の審議結果を反映するとともに,平成22年1月に国に確認いただいた手法より詳細に評価できる手法等を採用して評価を実施し,全て評価基準値を満足することを確認しました。

主要な設備の評価結果
主要な設備の評価結果の図
※:座屈に対する評価式により,発生値は評価基準値に対する比率で示す。

主要な設備以外の安全上重要な機器・配管系の評価結果例
主要な設備以外の安全上重要な機器・配管系の評価結果例の図


(3)原子炉建屋基礎地盤・周辺斜面の安定性評価

 原子炉建屋基礎地盤および周辺斜面について,地震応答解析等を実施し,想定すべり面のすべり安全率が評価基準値を満足することを確認しました。

原子炉建屋基礎地盤・周辺斜面の安全性


(4)屋外重要土木構造物の耐震安全性評価

 安全上重要な機器等を支持している海水ピットポンプ室および海水管ダクトについて,地震応答解析等を実施し,各発生値が評価基準値を満足することを確認しました。

屋外重要土木構造の耐震安全性評価の図

 
(5)津波に対する安全性評価

 伊方発電所で想定される地震に伴う津波の数値シミュレーションを実施し,上昇側および下降側の水位が評価基準値を満足することを確認しました。

津波に対する安全性評価




以上

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