通常運転中の伊方発電所2号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)の使用済燃料ピットエリア(管理区域内)において、3月17日16時20分、使用済燃料ピット水中照明の点検作業中に水中照明を取り付けているボルトの一部が折損していることを作業員が確認しました。
その後、目視確認により、折損したボルトに取り付けていた座金(2枚)は使用済燃料ピット内の水中照明のポール下部にあること、および折損したボルトが使用済燃料ピット内の金具上にあることを確認したことから、3月18日、それらの全てを回収しました。
なお、折損したボルトの発見状況から、貯蔵している使用済燃料に影響を与えるものではありませんでした。
本事象によるプラント運転への影響はありません。また、環境への放射能の影響もありません。
本事象は、法律に基づく国への報告事象に該当するものではありません。
(3月18日、お知らせ済み)
折損したボルトの取替準備が整ったことから、本日10時30分、当該ボルトを新品に取り替えて通常状態に復旧しました。
今後、引き続き、詳細を調査します。
以上
(添付資料) 伊方発電所2号機 使用済燃料ピット水中照明概要図
伊方発電所2号機 使用済燃料ピット水中照明概要図
(印刷用) 伊方発電所2号機 使用済燃料ピット水中照明概要図 (PDF-20KB)