通常運転中の伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、3月26日11時00分、非常用ディーゼル発電機1Aの燃料油貯油槽(屋外)の油量を確認する油面計の指示に異常があることを確認しました。
なお、燃料油貯油槽の油量については、検尺棒により必要量が貯油されていることを確認したことから、次回定期検査において当該油面計を取り替えします。
燃料油貯油槽の油量の確認については、当該油面計が使用できない状態であっても検尺棒にて確認可能であること、また、油面計の取り替えにあたっては、燃料油貯油槽内の燃料油の抜き取りが必要となり、非常用ディーゼル発電機2台のうち、1台を待機除外としなければならないことから、次回定期検査にて取り替えることとします。
なお、非常用ディーゼル発電機に異常はありません。
本事象によるプラント運転への影響はありません。また、環境への放射能の影響もありません。
本事象は、法律に基づく国への報告事象に該当するものではありません。
(参考)
○検尺棒
貯油槽に挿入することで、油量を計測する、目盛り付きの棒。
以上
(添付資料) 伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機燃料供給系統概略図
伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機燃料供給系統概略図
(印刷用) 伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機燃料供給系統概略図 (PDF-14KB)