<需要の概要>
平成23年7月分の販売電力量は、24億8千万キロワット時、前年比98.5%となった。
〔需要の内訳〕
- 家庭用などの「電灯」は、6月下旬から7月中旬にかけての気温が前年に比べ高めに推移し、冷房需要が増加したことなどから、前年比100.8%となった。
- 事務所ビル・大型商店などの「業務用電力」は、東日本大震災を契機とした節電が継続していることに加え、昨年7月下旬の猛暑による需要増の反動もあり、前年比95.9%となった。
- 産業用の「大口電力」は、全ての主要業種において前年を下回り、前年比98.6%となった。
(平成22年1月以来、18ヶ月ぶりのマイナス)
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電灯等の低圧需要の7月分検針期間は、前月(6月)の検針日~当月(7月)の検針日の前日までの1か月間であるため、6月における高気温の影響の一部は、7月分に反映される。 |
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<供給の概要>
- 原子力は、定期検査による停止期間の長期化の影響により、前年比62.2%となった。
- 水力は、他社からの受電減少などにより、前年比97.8%となった。
- 火力は、原子力の減少などにより、前年比131.5%となった。
各県別の詳細については四国の電力需給状況をご覧下さい |