<需要の概要>
平成23年9月分の販売電力量は、24億4千7百万キロワット時、前年比92.0%となった。
〔需要の内訳〕
- 家庭用などの「電灯」は、昨年の猛暑による需要増の反動に加え、東日本大震災以降の全国的な節電意識の高まりなどから、前年比88.8%となった。
- 事務所ビル・大型商店などの「業務用電力」は、「電灯」と同様、気温要因や節電の影響などから、前年比90.8%となった。
- 産業用の「大口電力」は、紙・パルプが前年を上回ったが、繊維や化学、鉄鋼などが前年を下回り、前年比98.0%となった。
<供給の概要>
- 原子力は、伊方3号機の運転再開遅れによる稼動減により、前年比42.0%となった。
- 水力は、豊水であったため、前年比213.3%となった。
- これらの結果、火力は前年比103.4%となった。
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