平成23年12月12日
四国電力株式会社

伊方発電所における通報連絡事象(平成23年11月分)および
通報連絡事象に係る報告書の提出について

  •   平成23年11月に、当社から愛媛県および伊方町に通報連絡した事象は以下の1件です。本事象は、法律に基づく報告事象に該当するものではなく、また、環境への放射能の影響もありませんでした。
事    象 発生月日 発表月日

県の公表区分

伊方発電所1号機 ヒドラジン移送作業中の漏えいについて 11月18日 -
  •   過去に発生した以下の通報連絡事象について、その後の調査結果を踏まえた原因と対策をとりまとめ、愛媛県および伊方町に報告書を提出いたしました。
事    象 発生月日 発表月日

県の公表区分

1.伊方発電所3号機 中央制御室の放射線量測定モニタの指示の上昇について

3月 7日 3月 8日

2.伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機の燃料油貯油槽油面計の不具合について

3月26日 3月28日
県の公表区分 A:即公表
  B:48時間以内に公表
  C:翌月10日に公表

(別紙1)伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成23年11月分)

(別紙2)伊方発電所における通報連絡事象の報告書概要

以上

別紙1

伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成23年11月分)

伊方発電所1号機 ヒドラジン移送作業中の漏えいについて

  11月18日10時00分頃、定期検査中の伊方発電所1号機において、ヒドラジン原液タンクから濃ヒドラジンタンクへヒドラジンを移送作業中に、濃ヒドラジンタンクからヒドラジンが漏えい(約50リットル)していることを保修員が確認しました。
  このため、直ちに移送作業を中断し、漏えいは停止しました。
  また、漏えいしたヒドラジンについては、タービン建家の排水施設内にとどまっており、外部への影響はなく、漏えいしたヒドラジンについては、総合排水処理設備にて適切に処理しました。
  今後、引き続き、詳細を調査します。

伊方発電所1号機 濃ヒドラジン系統概略図

PDFマーク(印刷用)伊方発電所1号機 濃ヒドラジン系統概略図  (PDF-13KB)



別紙2

伊方発電所における通報連絡事象の報告書概要

1.伊方発電所3号機 中央制御室の放射線量測定モニタの指示の上昇について

○事象

  3月7日16時22分、通常運転中の伊方発電所3号機において、中央制御室(管理区域外)の室内の放射線量を測定するモニタの指示が一時的に約60μSv/h(警報設定値2.6μSv/h)に上昇し、これに応じて中央制御室の換気系隔離信号が発信され、当該系統が隔離されました。
  その後、モニタ指示は低下し、通常の値である0.2μSv/hに戻り、中央制御室内の放射線を仮設モニタにより測定した結果及びサンプリングしたダスト等の放射能測定結果に異常のないこと、仮設モニタによる連続測定が可能となったことから、19時47分、当該換気系の隔離を解除しました。
  なお、中央制御室以外のモニタの指示に変化はありませんでした。

○原因

  調査の結果、当該モニタに異常は無く、メーカー詳細調査の際にも再現性が見られませんでした。また、事象発生時に当該モニタにノイズを与えるような作業もなかったことを確認したことから、当該モニタの一過性の不具合により、指示が一時的に上昇したものと推定しました。

○対策

  • 当該モニタの検出器、信号処理部品を予備品に取り替え、健全性を確認のうえ復旧しました。
  • これまでどおり、日常保修点検および定期点検を実施し、健全性を確認するとともに、当該モニタの、信号処理部および検出器の予備品を常備します。
  • 念のため、当該モニタの検出器への接触による振動および静電気によるノイズを防止するため、注意表示を当該モニタの近傍に掲示しました。

伊方発電所3号機 中央制御室非常用循環系統概略図

PDFマーク(印刷用)伊方発電所3号機 中央制御室非常用循環系統概略図  (PDF-14KB)

2.伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機の燃料油貯油槽油面計の不具合について

○事象

  3月26日11時00分、通常運転中の伊方発電所1号機において、非常用ディーゼル発電機1Aの燃料油貯油槽(屋外)の油量を確認する油面計の指示に異常があることを確認しました。
  点検の結果、当該貯油槽内部に設置された油面計検出部の測定テープがフロートから外れていることを確認しました。このため、測定テープとフロートを取り替えて、異常の無い事を確認し、11月9日、通常状態に復旧しました。
  なお、燃料油貯油槽には必要量が貯油されており、ディーゼル発電機には異常はありませんでした。

○原因

  調査の結果、フロートと測定テープを接続している金具の溶接部に一部不良箇所が確認されましたが、腐食等の異常は確認されませんでした。このため、製作時の溶接が十分でなかったことに加えて、測定テープのたるみを防止するための張力および、パトロール時における油面計の固着確認操作による応力が、長年に渡り繰り返し加わった結果、溶接部が折損し、外れたものと推定しました。

○対策

  • フロートと測定テープの接続金具を、溶接部に張力等が加わらない、より強固な仕様の対策品金具に取り替えしました。
  • 貯油槽の内部点検にあわせて、接続金具を定期的に取り替えるよう計画を見直しました。
  • 伊方発電所内にて使用している同メーカー、同型式の油面計のうち、今回折損した接続金具と同じものを使用している油面計8台について、接続金具を順次取り替えます。

伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機燃料供給系統概略図

PDFマーク(印刷用)伊方発電所1号機 非常用ディーゼル発電機燃料供給系統概略図  (PDF-17KB)

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