伊方発電所2号機は定期検査中のところ、昨日17時53分頃、所内低圧母線の停電により、補助建家排気筒ガスモニタ※(R-14)による監視が、一時的に停止しました。(R-28は点検中)
その後、電源を早急に復旧し、当該モニタによる監視を再開しております。
調査した結果、監視停止期間は6分間であり、その間において放射性ガスの放出はなく、当該モニタの停止前後の指示値に変化がないことなどから、環境への影響はありません。
また、所内低圧母線の停電については、通常給電しているしゃ断器の点検によって、代わりに給電していた当該母線に接続する連絡しゃ断器が開放したことから停電したと推定しました。
なお、停電に伴い停止した機器については、停止の影響は無く、本日1時30分、正常に復旧していることを確認しました。
今後、引き続き詳細調査いたします。
※補助建家排気筒ガスモニタ
主に補助建家内を換気する際に排出される空気中の放射性ガス濃度を確認するため、常時監視する設備で、2台(R-14,R-28)設置している。
以上
(添付資料) 伊方発電所2号機補助建家排気筒ガスモニタ系統概略図、伊方発電所2号機所内電源系統概略図
(印刷用) 伊方発電所2号機補助建家排気筒ガスモニタ系統概略図、伊方発電所2号機所内電源系統概略図 (PDF-16KB)