平成24年03月29日
四国電力株式会社

平成24年3月 社長定例記者会見の概要

平成24年3月29日、千葉社長から「スマートメーターの実証試験開始」について説明しました。


 例年、3月の会見では、向こう10ヵ年の電力需給見通し等を取りまとめた「供給計画」について発表しておりますが、ご承知のとおり、今年は原子力の再稼働を巡る状況が依然として不透明であること等から、本日、需給に係る主な項目を「未定」として、国に提出いたしました。
 このため、「供給計画」につきましては、今後、内容が固まった段階で改めて国に提出し、皆さまにもお知らせしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

【スマートメーターの実証試験開始】
 (詳しくは「スマートメーターの実証試験開始について」をご覧ください。)

 当社は、お客さまサービスの一層の向上や業務の効率化を目指し、双方向の通信機能を有する新型の電子式メーター(いわゆる、スマートメーター)の導入について検討を進めており、その一環として、本年4月から香川県高松市において実証試験を開始することといたしました。
 
 このスマートメーターは、お客さまの使用電力量を計量するという従来からの基本機能に加え、計量データ等を伝送する通信機能と電力供給のスイッチの役割をする開閉機能を備えていることが特長で、これらの機能を活用することにより、遠隔で電気の使用量や通電状態などを確認したり、電気の入り切りといった開閉操作をすることが可能となります。
 このため、お客さまの引越し時等における迅速な対応や、毎月の検針時の現地作業の負担軽減が図れるほか、停電時に原因個所の特定が容易になることで復旧時間の短縮化に繋がるといった効果が期待できます。

 また、スマートメーターは、電力の需給状況に社会的関心が集まる中、将来的には電力消費の「見える化」等による需要のピークカットや省エネ対策など、需給対策の一つとしても期待されております。

 今回の実証試験では、スマートメーターを活用した業務の運営方法やシステム全体の機能検証を進めてまいります。これに必要となる、メーターへの最後の通信区間であるラストワンマイルは、本年7月から使用可能となる「特定小電力無線方式」(920MHz帯)を主な方式として使用します。
 また、この方式が活用できない山間部エリア等では、「携帯パケット通信方式」も使用することとしております。

 実証試験の大きな進め方としては、

 ・ まず、この4月から、試験準備の整った「携帯パケット通信方式」を用いて、高松市塩江町などの約50戸のお客さまを対象に実証試験をスタートいたします。

 ・ 引き続き、7月以降、「特定小電力無線方式」を用いて、高松市の昭和町や元山町(高松中央インター付近)のお客さまを対象に約1,000戸まで規模を拡大していく予定としております。

 当社といたしましては、今後、約2年間の実証試験において、スマートメーターの機能や効果的な活用方策等の検証を十分に行ったうえで、本格導入について検討したいと考えております。

【需給見通しと伊方発電所を巡る状況】

 「スマートメーターの実証試験開始」については以上でありますが、最後に皆さまのご関心が高い、今後の需給見通しと伊方発電所を巡る状況について一言触れておきたいと思います。

 今春については、原子力が全台停止の中、火力発電所の定期点検が重なり、厳しい需給状況となる断面も想定されましたが、定期点検時期の調整を行うことなどにより、何とか安定運用できる供給力を確保できる見通しとなっております。
 なお、今夏については、できるだけ早く取り纏めたいと考えておりますが、至近の需要動向等を踏まえ、現在、内容を精査している段階であり、今暫くお時間をいただければと思います。

 一方、伊方発電所3号機のストレステストにつきましては、皆さまもご承知のとおり、3月26日に、原子力安全・保安院から「妥当」との評価結果が正式にまとめられ、今後、原子力安全委員会において審査をしていただくこととなっております。
 当社といたしましては、引き続き、今後の国の審査等に適切かつ真摯に対応するとともに、その後の4閣僚による政府判断や地元のご了解を得て、一日も早く伊方発電所を再稼働できるよう全力を傾注してまいる所存であります。

 以上





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