平成24年10月12日
四国電力株式会社

経済産業大臣への今冬の需給見通しの提出について

 伊方発電所の再稼働を巡っては、原子力規制委員会が設置されたものの、今後の審査手続き等は不透明であり、依然として見通しは立っていない状況にあります。こうした状況を踏まえ、当社では、今冬に向けた需給対策について種々の検討を進めているところですが、本日、国の指示に基づき、「原子力の再稼働がないとした場合の現時点における今冬の需給見通し」について、経済産業大臣に提出いたしましたのでお知らせいたします。

 今冬については、様々な対策により、仮に厳寒となった場合でも一定水準の予備率を確保できる見通しであり、現時点では、数値目標を掲げた節電をお願いする可能性は低いと考えておりますが、詳細については、今後の需給検証委員会での審議結果等を踏まえ、改めてお知らせいたします。

 当社としては、引き続き、電力の安定供給に万全を期すとともに、伊方発電所の早期再稼働に向け、全力を尽くしてまいります。

以上

 

※ 国の指示
電気事業法第106条第3項の規定に基づく報告徴収
 「今冬の電力の供給力及び需要の見通しについて」(10月9日付)

 

(参考)原子力の再稼働がないとした場合の今冬の需給見通し(現時点)

原子力の再稼働がないとした場合の今冬の需給見通し(現時点)

◇主な供給対策

・火力の定期検査繰り延べ 坂出2号機(+35万kW、繰り延べ中)
                  西条2号機(+25万kW、申請予定)
・阿南2号機(+22万kW)の活用継続
・自家発等からの受電(+13万kW)の継続





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