平成24年11月15日
四国電力株式会社
取締役社長 千葉 昭

「原子力安全推進協会」の設立と伊方発電所の安全性向上活動について

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、当社を含む原子力発電事業者(以下、事業者)は、シビアアクシデント対策を含む原子力発電所の安全確保対策をより一層強化するため、安全性向上に資する独立した新組織を設立することについて、電気事業連合会を中心に検討を進めてきました。
 この結果、本日、原子力産業界の総力を結集して「原子力安全推進協会」が新しく設立されました。
 同協会は、国内外の原子力安全向上に関する最新知見を収集・分析し、それらを各事業者に提供するとともに、独立した立場と強い指導力を持って、事業者の安全性向上活動を技術的に評価し、提言や支援を行うこととなっています。

 原子力発電は、エネルギー安全保障や地球温暖化問題などの観点を踏まえると、安全の確保を大前提に、今後とも重要な電源として活用していく必要があります。
 そのため、私ども事業者が行う安全性向上活動を客観的に評価する本協会の役割は極めて重要なものと認識しております。

 当社におきましても、同協会の行う評価や提言・勧告を積極的に活用するとともに、「安全対策に終わりはない」という強い覚悟で、常に改善の意識をもって、世界最高水準の安全性を不断に追求してまいります。

以上

PDFマーク「一般社団法人 原子力安全推進協会」の設立について(同協会ホームページ)  (PDF-47KB)

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