当社は、これまで伊方発電所の再稼働時期を見通すことが難しい状況にあったことから、平成24年度の業績予想を未定としていました。
現在、伊方発電所3号機の早期再稼働に向けて鋭意努力を続けておりますが、今年度中の再稼働の見通しが立たないことから、この前提に基づき、業績予想を公表いたします。
記
○ 平成24年度 連結業績予想数値 (平成24年4月1日~平成25年3月31日)
以上
(別紙)
<業績予想の前年比較>
1.電力需要
電灯電力需要は、電力需給への関心が全国的に高まる中、昨年を上回る節電影響が見込まれることなどから、前年度に比べ3.1%減の276億kWh程度と予想しています。
また、電力他社への融通送電も減少することから、総販売電力量は、前年度に比べ12.3%減の286億kWh程度と予想しています。
2.業績
売上高は、電灯電力需要や融通送電量の減などにより、前年度に比べ約300億円減収の5,620億円と予想しています。
一方、営業費用は、伊方発電所停止に伴う火力発受電量の増により需給関連費が大幅に増加する見通しにあります。この結果、前年度に比べ、
- 営業損益は、約690億円悪化の630億円の損失
- 支払利息など営業外損益を差引き後の経常損益は、約670億円悪化の690億円の損失
- 法人税などを差引き後の当期純損益は、約410億円悪化の500億円の損失
と予想しています。
※ 営業損失となるのは、連結決算を開始した平成3年度以降で初めて。
経常損失、当期純損失となるのは、前年度に続き2回目。
[前提諸元]