平成25年08月08日
四国電力株式会社

阿南発電所4号機における出力抑制について

 阿南発電所4号機(定格出力45万kW)については、通常運転中のところ、8月6日17時頃、タービン蒸気加減弁の一つに不具合が発生いたしました。
 不具合箇所の復旧には、同機を停止した上で、2週間程度の作業が必要と見込んでおりますが、8月中は暑さが厳しく高い需要が見込まれること、また本不具合は、同機の安全性に影響を及ぼすものではないことから、当面の間、運転出力の上限を37万kWに抑制した上で、運転を継続することとしております。

 これにより供給力は8万kW低下いたしますが、電力の安定供給に支障はないものと判断しております。

 なお、本不具合の復旧作業については、電力需要が低下する9月以降に実施することとしております。

 当社といたしましては、引き続き、高稼働が続く火力発電所の点検・保守に細心の注意を払い、対策に万全を期すことで、電力の安全・安定供給に努めてまいります。

※ タービン蒸気加減弁:蒸気量を加減してタービンの出力を調整するための弁


以上

(参考1)阿南発電所の概要

阿南発電所の概要

(参考2)蒸気タービン概略図

蒸気タービン概略図





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