伊方発電所における通報連絡事象（平成26年4月分）について

• 　平成26年4月に、当社から愛媛県ほか関係自治体に通報連絡した事象は以下の1件です。本事象は、法律に基づく報告事象に該当するものではなく、また、環境への放射能の影響もありませんでした。

• 　なお、今月は過去に発表した通報連絡事象についての原因と対策をまとめた報告書の提出はありませんでした。

（別紙）伊方発電所における通報連絡事象の概要（平成26年4月分）

伊方発電所における通報連絡事象の概要（平成26年4月分）

伊方発電所1、2号機　純水装置における苛性ソーダの漏えいについて

　4月8日10時40分頃、伊方発電所1、2号機　純水装置（屋外）において、運転員が弁のフランジ部から苛性ソーダが漏えいしていることを確認しました。このため、同日10時55分に漏えい個所を隔離し、漏えいは停止しました。
　その後の調査の結果、漏えいした苛性ソーダは純水装置内の側溝内に留まっており、外部への漏えいはなく、全量（約40Ｌ）を回収しました。なお、回収した苛性ソーダについては、中和処理を行い総合排水処理装置に移送して処理しました。
　なお、苛性ソーダによる作業員の負傷や周辺環境への影響はありませんでした。
　その後、当該フランジ部のガスケットを新品に交換し、漏えいがないことを確認したことから、4月23日15時20分、通常状態に復旧しました。
　今後、引き続き、原因を調査いたします。

（印刷用） 伊方発電所1、2号機　純水装置系統概略図  (PDF-16KB)