平成26年06月16日
四国電力株式会社

英国からの返還ガラス固化体に係る事業所外廃棄確認の状況について

 当社は、本年1月7日、英国からのガラス固化体28本の返還のために、原子力安全基盤機構(注)に対し事業所外廃棄確認を申請し、4月23日、英国から日本原燃(株)高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターへの輸送を終了しております。

(1月7日および4月23日お知らせ済み)

 その後、5月21日から、同施設において、ガラス固化体の確認を開始したところ、1本のガラス固化体の発熱量測定値が、英国事業者の製造時データに基づき当社が算出した計算値(*)に比べ、誤差を考慮しても低い値を示す事象が発生しました。  (*)上記申請書記載の発熱量を測定日で計算した値


 また、その後の調査において、他の3本のガラス固化体についても、同様の事象を確認しました。


 今回の測定値は、同施設の受入基準に比べて十分に低い値であり、安全上の問題はございません。


 当社では、今回の事象発生を受け、事業所外廃棄確認申請書に記載している計算値の前提条件の設定に誤りがないか調査することとして、英国事業者から送付されたデータ等の確認を進めております。


 当社といたしましては、引き続き、今回の事象の早期原因究明に努めるとともに、その結果を踏まえ、事業所外廃棄確認について、適切に対応してまいります。

(注)本年3月1日、原子力安全基盤機構は原子力規制庁に統合されており、事業所外廃棄確認は同庁の確認を受けることとなっている。




以上

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