当社が、平成26年1月7日に申請(平成26年8月12日に変更の届出)しておりました、第16回返還ガラス固化体の当社分28本の事業所外廃棄確認申請について、平成26年10月21日に原子力規制委員会より、事業所外廃棄確認証を受領いたしました。
日本原燃(株)高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで、安全に貯蔵・管理できるものであることを確認するため、平成26年9月29日から10月7日まで実施した測定の結果は以下のとおりです。
(1)発熱量測定結果
(注1) |
ガラス固化体中の固化ガラス重量(事業所外廃棄確認申請書に記載)が、 |
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383kg以上、427kg以下の場合の判定基準:75%≦添付書類記載値と測定値の比≦134% |
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上記以外の場合の判定基準(*):72%≦添付書類記載値と測定値の比≦140% |
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当該ガラス固化体(B01845,B01943,B01954,B01956)においては、 |
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383kg以上、427kg以下の場合の判定基準:74%≦添付書類記載値と測定値の比≦135% |
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上記以外の場合の判定基準(*) :71%≦添付書類記載値と測定値の比≦141% |
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(注2) |
申請書添付書類の発熱量計算シート記値を測定日に減衰補正した値。 |
(2)外観測定結果
(3)寸法測定結果
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(4)重量測定結果
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(5-1)アルファ線を放出する放射性物質の放射能濃度(中性子)
(注1) |
中性子発生数の判定基準:44%≦計算値と測定値の比≦210% |
(注2) |
申請書添付書類の放射能量計算シートに記載されたアメリシウム241とキュリウム244の放射能濃度を測定日に減衰補正した値から計算した中性子発生数。 |
(5-2)アルファ線を放出しない放射性物質の放射能濃度(セシウム-137)
(注1) |
セシウム-137の判定基準:67%≦添付書類記載値と測定値の比≦153% |
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ただし、当該ガラス固化体(B01845,B01943,B01954,B01956)については、62%≦添付書類記載値と測定値の比≦163% |
(注2) |
申請書添付書類の放射能計算シート記載値を測定日に減衰補正した値。 |
(5-3)アルファ線を放出しない放射性物質の放射能濃度(発熱量測定値からの計算)
(注1) |
ガラス固化体中の固化ガラス重量が、383kg以上、427kg以下の場合 |
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全ベータ・ガンマ放射能濃度の最大推定値 |
: |
A(max)=1.33×1016×1.34×Q |
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全ベータ・ガンマ放射能濃度の最小推定値 |
: |
A(min)=7.98×1015×0.75×Q |
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上記以外の場合(*) |
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全ベータ・ガンマ放射能濃度の最大推定値 |
: |
A(max)=1.33×1016×1.40×Q |
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全ベータ・ガンマ放射能濃度の最小推定値 |
: |
A(min)=7.98×1015×0.72×Q |
||
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当該ガラス固化体(B01845,B01943,B01954,B01956)においては、 |
|||
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ガラス固化体中の固化ガラス重量が、383kg以上、427kg以下の場合 |
|||
全ベータ・ガンマ放射能濃度の最大推定値 |
: |
A(max)=1.33×1016×1.35×Q |
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全ベータ・ガンマ放射能濃度の最小推定値 |
: |
A(min)=7.98×1015×0.74×Q |
||
|
上記以外の場合(*) |
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全ベータ・ガンマ放射能濃度の最大推定値 |
: |
A(max)=1.33×1016×1.41×Q |
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全ベータ・ガンマ放射能濃度の最小推定値 |
: |
A(min)=7.98×1015×0.71×Q |
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(注2)申請書添付書類の放射能量計算シート記載値を測定日に減衰補正した値。 |
(6)閉じ込め測定結果
注:測定値の欄の「○○以下」は検出下限値以下の場合を示す。 |
*はB05245、B05261、B06048の3本で測定 |