(お知らせ)

平成26年10月16日
四国電力株式会社

伊方発電所周辺地域のお客さまへの訪問対話活動の実施結果について

 1.実施状況

・期間 

平成26年9月3日(水)~10月3日(金)[31日間]
不在宅には訪問票を投函し、ご希望により再訪問などを実施

・訪問戸数

27,570戸(在宅率:約52%、男女比:男34%・女66%)

(内訳)  

地域

期間

戸数

伊方町

旧伊方町、旧瀬戸町、旧三崎町

9/3~9/20

4,855戸

八幡浜市

旧保内町、旧八幡浜市

9/4~10/2

15,396戸

大洲市

旧大洲市(一部)、旧長浜町(一部)

9/23~10/1

2,674戸

西予市

旧宇和町(一部)、旧三瓶町

9/19~10/3

4,645戸

 

27,570戸

・当社からの訪問者数 635名(のべ1,455人日、従業員が2人1組で訪問)


2.お客さまの反応

  •  「厳しい」ご意見の方は5%、「一定の理解」を示された方は63%と、昨年と同様の結果となった。また、発電所の近隣地域ほど「一定の理解」を示す傾向が強くなっている。
      なお、「一定の理解」を示された方からも、福島で未だ多くの方が避難生活をしていることに対する不安の声が聞かれた。
  •  具体的に頂いたご意見としては、伊方発電所の安全対策などを踏まえ、「安全性、当社への理解」を示されるご意見や、地元経済・雇用への懸念などから「原子力は必要」とするご意見が、昨年よりやや減少しているものの半数以上を占めている。
     一方で、引き続き「安全性への不安」に関するご意見も多く頂いているが、昨年よりやや減少している。
  •  その他、「避難への不安」「原子力は不要」「廃炉・高レベル廃棄物処分」についてのご意見の増加が見られた一方、「節電・電気料金」「放射線への不安」についてのご意見は減少している。

(図1、図2、表1)
 

 今回の訪問対話活動では、従来同様、広くお客さまのご意見をお伺いするとともに、伊方発電所の安全性に対する取り組みを中心にご説明させていただきました。
 お客さまの反応については、昨年と同程度の方が、安全性などに関しご理解を示していただいたものと思われます。
 今後とも、地道な対話活動を継続していくことにより、地域のお客さまをはじめ県民の方々の不安を少しでも解消できるよう努めてまいります。


以上


[図1]原子力発電に対する評価

原子力発電に対する評価  

(注)・当社訪問者の受けた印象による結果です
   ・( )内は平成25年の値

(凡例) 

 

厳しい
一定の理解
ご意見なし

: 原発は不要、即時廃炉にすべきなど、明確に原子力に反対をされている場合
: 原子力や当社の取り組み、姿勢などに対して、一定のご理解をいただいている場合
: 明確にご意見を発言されない場合 

 

[図2]お客さまからのご意見(原子力関係) 

お客さまからのご意見(原子力関係)   

(注)・一人の方が複数のご意見を発言された場合あり
   ・( )内は平成25年の件数

 

[表1]お客さまからのご意見(抜粋)

・使用済み燃料の処分が決まっておらず不安。将来は原発をなくすべき。
・福島の事故が収束していないのに、再稼働はすべきでない。
・再稼働は絶対反対。事故が起きるとミカン農家は全滅してしまう。
・絶対安全はない。代替エネルギーを真剣に考えてほしい。
・原発は安全対策費や事故後の補償を考えると割高ではないか。
・避難道路が確保できるのか不安。
・こんなパンフを作るくらいなら値下げしろ。 
・個人的には反対だが、経済のことを考えると必要。
・原子力はない方が安心だが、あるものは仕方ないので安全にお願いしたい。
・国の基準をクリアした上で、地元経済のために早く再稼働してほしい。
・毎年訪問対話に来てもらい、四電のことを信頼している。
・様々な独自の安全対策を進め、胸を張って安全だと言えるようにしてほしい。             

                                など

 





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