1.電力需要想定
○販売電力量
- 平成27年度は、節電の影響が引き続き見込まれる一方、緩やかな景気回復が見込まれることなどから、前年をやや上回る266億kWhを想定しております。
- 長期的には、緩やかな経済成長を前提とするものの、節電や離脱の影響などを加味した結果、平成36年度は266億kWh、年平均伸び率 ▲0.2%(気温補正後 ▲0.1%)を想定しております。
○最大電力(送電端)
- 販売電力量の想定と同様、景気・節電見通しなどに基づき、平成27年度は499万kW、平成36年度で495万kW、年平均伸び率 ▲0.5%(気温補正後 ▲0.1%)と見込んでおります。
○電力需要想定
2.電力需給計画
平成27年度以降の供給力、供給予備力および供給予備率については、伊方発電所の再稼働の見通しが不透明であることなどから、「未定」としております。
3.電源開発計画
(参考1)西条発電所1号機のリプレース計画について
西条発電所1号機(愛媛県西条市、出力:15.6万kW)については、現在、当社供給力のベース電源として活用していますが、運転開始から49年が経過し、当社火力ユニットの中で最も経年化が進んでいることから、リプレースを計画しております。
リプレース後の新1号機についても、引き続き、ベース電源としての活用を考えており、出力は50万kWを計画しております。
4.流通設備計画
基幹ネットワークに大きな変更はありませんが、既存設備について、電力需要の伸びにあわせ、適切な時期・規模での増設・更新を行い、合理的な設備形成を図ります。