今回の訪問対話活動は、伊方発電所3号機の原子炉設置変更許可を受け、立地地域の皆さまに、3号機での安全対策について、ご説明させていただくことを目的に実施いたしました。
活動においては、安全対策の具体的な考え方や実施内容などについて、分かりやすくご説明させていただくとともに、原子力発電に関するご意見を丁寧にお伺いするよう努めました。
概要は以下のとおりです。
1.実施状況
・期間 |
平成27年7月22日(水)~8月8日(土)[18日間] |
・訪問戸数 |
27,809戸(在宅率:約52%) |
・当社からの訪問者数 539名(のべ1,385人日、従業員が2人1組で訪問)
2.実施結果
実施結果については、国の審査が進捗する中で、伊方発電所の再稼働への関心が高まったことなどから、明確にご意見を示される方が若干増えたものの、概ね前年度と同様の傾向となっております。
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お客さまの原子力発電に対する印象としては、「厳しい」ご意見の方が昨年の5%から7%に増加する一方、「一定の理解」を示された方も63%から65%に増加している。また、発電所に近い地域ほど、「一定の理解」を示される傾向が強くなっている。(図1)
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お客さまからは、これまでの活動で最も多い、約1万550件のご意見をお伺いしており、「安全性・当社への理解」を示される方が増加する一方、「安全性への不安」「避難への不安」を示される方も増えている。(図2)
当社としましては、お客さまからお伺いしたご意見、ご要望の一つひとつを重く受けとめ、原子力発電に関し、立地地域の皆さまをはじめ、広く県民の皆さまに、さらなるご理解をいただけるよう、引き続き、丁寧な理解活動、対話活動に全力を尽くしてまいります。
以上
[図1]原子力発電に対する印象
[図2]お客さまからの主なご意見
[表1]お客さまからのご意見(抜粋)
[厳しいご意見]
[一定の理解]
など |