平成29年06月28日
四国電力株式会社

平成29年6月 社長定例記者会見の概要

 平成29年6月28日、佐伯社長が「第93回定時株主総会の概要」「役員人事等」ならびに「伊方発電所1号機に係る廃止措置計画の認可」について説明しました。

【株主総会の概要】
(詳しくは「第93回定時株主総会の概要」をご覧ください。)

 本日の総会は、午前10時に始まり、12時50分に終了いたしました。所要時間は2時間50分であります。
 出席された株主は、当日出席のほか、前日までに書面およびインターネット等により議決権を行使された株主をあわせ、決議事項に必要な定足数を満たしており、本株主総会は、適法に成立しております。
 議事は千葉会長が議長となり、所定の報告事項ならびに、株主提案を含む10項目の決議事項について、説明・審議が行われました。株主の皆さまからは、原子力発電に関する事項を中心に、様々なご質問やご意見を頂戴し、それぞれ丁寧にご説明させていただいたと考えております。
 報告事項の中でも申し上げましたとおり、当社においては、昨年9月の伊方発電所3号機の通常運転再開、また、その後の安定運転の継続により、電力需給の安定化や経営収支の改善が進み、事業経営の正常化に向けた基盤が整っていくこととなります。
 一方で、電気事業は、本格的な市場競争の時代を迎えており、また、今後も送配電部門の法的分離が予定されているなど、当社の事業経営に多大な影響を及ぼす様々な政策・制度面の見直しが同時進行しております。

 当社といたしましては、今後、より一層厳しさを増す事業環境のなかにあっても、引き続き、株主の皆さまの負託にお応えできるよう、昨年9月にとりまとめた中期経営計画に掲げる「持続的成長を目指して収益力を変革する」との基本コンセプトを具体的に形あるものにしていけるよう、販売力、事業効率、事業成長力の観点から、スピード感のある取り組みを推進してまいります。

 具体的には、
 ・電力販売の拡充と付加価値の高いサービスの提供
 ・事業構造の転換と事業効率の改善
 ・次なる成長エンジンの創出・育成
を重要課題として掲げ、しっかりと経営の舵取りを行ってまいりたいと考えております。


【人事異動】
(詳しくは「人事異動」をご覧ください。)
 
 本日の株主総会において定款の変更が承認されたことにより、当社は、監査等委員会設置会社に移行いたしました。
 これを受け、株主総会後に開催した取締役会・監査等委員会において、監査等委員でない取締役、監査等委員である取締役、常務執行役員、執行役員の新体制が正式に決定いたしました。
 取締役および常務執行役員の異動につきましては、すでに4月の記者会見において、内定としてお伝えした内容から変更ございません。
 本日あらたに公表いたしますのは、執行役員および特別管理者の異動であります。


【伊方1号機廃止措置計画認可】

 当社は、昨年12月に伊方発電所1号機に係る廃止措置計画の認可申請を行って以降、原子力規制委員会の審査に真摯に対応してまいりましたが、本日午前中に開催された原子力規制委員会の定例会合において、廃止措置計画を認可いただけることが示されました。

 今後、安全協定に基づく愛媛県および伊方町のご了解をいただいた後、廃止措置作業を開始することとなりますが、当社といたしましては、約40年にわたる伊方発電所1号機の廃止措置について、本日、認可をいただいた廃止措置計画に基づき、安全確保を第一に取り組んでまいる所存であります。
 なお、正式な認可書を本日中にも受領できる予定であり、詳細については、あらためて事務方からお知らせさせていただきます。




以上

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