ライト&ライフ6月号
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 ひな祭りには菱餅、端午の節句には柏餅と、日本では古くから季節の行事に合わせた和菓子を味わう習慣が根付いている。また祝いや供養など、さまざまな行事にも和菓子はなくてはならない存在だ。そんな和菓子につきものなのが、小豆や砂糖などで仕込んだ「餡あん」。餅や饅頭、練り切りなど、餡を使った和菓子は種類も豊富。なかには、その土地ならではの素朴で味わい深い「名物和菓子」として受け継がれているものもある。 6月16日は、全国和菓子協会が定めた「和菓子の日」。そこで初夏を迎えた今回、餡を使った「名物和菓子」を生み出している老舗を訪ねて、原料へのこだわりや作り手の想い、その菓子に秘められた物語に耳を傾けた。せいろで蒸しあげた「うすかわまんじゅう」。営業時間中、何回かに分けて蒸しており、店頭には常にできたてが並ぶ八幡浜市宮川菓子舗の「うすかわまんじゅう」2020.062

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