ライト&ライフ9月号
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37933松山IC重信川松山自動車道至伊予IC至川内IC至伊予市至松山陶街道夢タワー「愛伊砥くん」ていれぎ館とべ動物園砥部町役場至内子北伊予駅梅乃瀬窯JR予讃線陶房くるみatelierLUXE大西陶芸砥部焼聖火台きよし窯すこし屋松田窯23214至久万高原カフェ&ギャラリーもえぎのげられ、「とべりて」の存在が知られるようになった。 その後、JR四国が運行を開始する観光列車「伊予灘ものがたり」で使用される全ての食器の製作依頼が舞い込む。「とべりて」を応援してくれていた同列車のアドバイザーが、紹介してくれたのだ。かねてよりJR四国は、列車のおもてなしに愛媛県らしいものを使いたいという意向があり、食器は砥部焼で…と考えていた。列車の主なターゲットを女性としていることから、女性作家グループ「とべりて」は適任。「揺れる列車で使われる食器で、料理が滑らないように」と、メンバーは何度も試作を重ねた。 2014年(平成26)7月に運行を開始した「伊予灘ものがたり」は、今年2月、利用者数が13万人を突破するほどの人気で、多くの人が砥部焼に触れる機会となった。「列車で使って良かったから」と、砥部町を訪ねてくる人も増えた。 その後も年1回のペースで、ホテルや飲食店、小売店とコラボしたイベントなどを開催。また、2019年(令和元)には、砥部町内のホテル「ていれぎ館」のリノベーションをプロデュース。ここには「とべりて」メンバーのそれぞれの作品で彩られた「とべりてルーム」が7室あり、食器だけではなく陶板のオブジェ、洗面ボウ・ルまで砥部焼の世界に浸ることができる。「砥部焼は器だけではない、色々なものが作れるのだ」ということをアピールできた。 また昨年秋にはメンバーの1人である佐賀しげみさんが、「カフェ&ギャラリーもえぎの」をオープン。使用する食器やペンダントライトなどの製作をメンバーに依頼。「とべりての作品に囲まれて、ゆったりとくつろげる空間です」と微笑む佐賀さんだ。 2019年(令和元)、砥部町出身の映画監督・大森研一さんがメガホンを取った『未来へのかたち』がオール砥部ロケで制作された。これは砥部焼を生業とする窯101112131410/大西三千枝さんの作品で彩られた「ていれぎ館」307号室。柔らかな色調で豊かに色を重ねる自然の風景をモチーフにしている11/「ていれぎ館」308号室は白石久美さんがコーディネート。黒を基調にしたモダンな空間となっている12/「カフェ&ギャラリーもえぎの」のギャラリーショップ。「とべりて」を中心に多様な作家の作品を販売している13/カフェスペースでは「とべりて」が手がけたペンダントライトが柔らかな明かりを放っている14/14時以降は50種の砥部焼からカップを選んで、コーヒーや紅茶を楽しむことができる(伊予郡砥部町川登495、089-916-3157、火・水曜定休日(祝日の場合は翌日)、パーキングあり映画公開を弾みに陶里に新たな風を5

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