ょる2くべ 海外から四国へ移住してきた人たちの活躍は、ダイバーシティ(多様性)の象徴ともいえる。なかには、日本特有の伝統文化や精神性の継承に取り組む海外出身者も増えてきた。 人形浄じ瑠う璃り一座「徳とい米座」を率いるマーティン・ホルマンさんは、人形浄瑠璃に魅せられて徳島県へ。現在は伝統を重んじつつ、新たなファンづくりのために力を尽くしている。一方、愛媛県で古武道の師範として後進の指導にあたっているのはベンジャミン・グロスさん。パートナーの昌美さんと共に、民宿「おめぐり庵」も経営しており、農業を基本とした営みの大切さ、昔ながらの日本の食についても多くの人に伝えている。 二人を四国へと導いたものは、なんだったのか。話を伺い、その思いを探った。「自然のなかで生きる豊かさを感じる毎日です」とグロスさん2025.06-07Traditional Japanese Martial Arts古武道
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