
- 栗栖 彩乃
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高松営業提案センター
リビング営業管理課
2025年入社幼少期から過ごしてきた香川で働きたいという思いで就活に励み、願い通りによんでんに入社。1年目の今は「廃止未収回収業務」を担当しており、電話対応などを通じて、電気契約廃止後の債権回収を行っている。

- 中尾 采美
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系統運用部
制御システムグループ
2021年入社高知出身。大学・大学院時代を大阪で過ごし関西での就職も検討したが、性別を問わず技術者として評価する風土に惹かれ、地元・四国での道を選択。現在は技術職として、緊急制御装置の更新を任されており、メーカーとの協議を通じた仕様決定に携わる。

- 寺井 遥
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営業推進本部
法人営業部 新規開拓グループ
2011年入社関西の大学で学んでいたが、「地元の香川県で働きたい」という一心でよんでんを志望。第二子の育休を終えてから配属された法人営業部では、首都圏や中国地方など四国エリア外の法人に向けた料金提案を行っている。
数字で見る女性の活躍推進と
仕事と育児・介護の両立支援
女性管理職数・比率(実績)

女性採用者数・比率 /
女性従業員数・比率(実績)

育児休職取得率(2024年度実績)

男性の育児休職取得率※の推移


SESSION 01数字と実感の「ギャップ」を読み解く
寺井
今日はよろしくお願いします。まずは手元のデータを見てみましょうか。女性の採用数や従業員比率、管理職の推移に、あとは男性の育児休職の取得率ですね…。ここ数年の「よんでん」の変化が数字に表れています。
中尾
これを見て正直に思ったのが、「事務系の女性って意外と少ないんだな」ということです。私は技術系なので、周りが男性ばかりなのは大学時代から慣れているんですけど、事務職の方ってもっと男女半々くらいでいらっしゃるイメージだったので。
栗栖
比率で見るとまだ偏りがあるように見えますよね。私は入社1年目ですけど、今のフロアには女性が10人くらいいて。これでも自分では「少ないな」と思っていたんです。ただ、中尾さんの部署と比べると、実は多い方なんだなって(笑)。
中尾
そうなんですよ、私のいる系統運用部は女性が私だけで。支社に行っても「女性の技術者がちらほらいるな」という感覚です。だから、女性従業員比率という数字以上に、技術の現場ではまだ「女性が珍しい」という空気があります。
寺井
私は入社15年目なので、この数字の「変化」をすごく体感します。私が入ったばかりの頃は、本当にフロアに自分しか女性がいなくて、休憩から帰ってくると、「うわ、黒いスーツの男性ばかりだ」って圧倒されるような時期もありましたから。今はもう、若い世代を中心に女性があたりまえに増えて、景色が全然違います。
栗栖
長い目で見ると、ぐっと変わってきているんですね。
中尾
特にここ数年で変わってきているみたいです。ひとつ面白いエピソードがあって、先輩から聞いた話だと、以前は現場のトイレに目隠しすらなかったそうなんです。でも「女性が配属されるぞ!」となった瞬間に、急いでトイレに暖簾やシートが設置されたりして(笑)。そうやって、誰かが入ることでも環境がアップデートされているのかもしれません。
寺井
すごいですね(笑)。数字だけ見ればまだ発展途上かもしれないけれど、数字を紐解いてみると、現場の人たちが戸惑いながらも、女性を一生懸命受け入れようとしてくれた積み重ねが見えてきます。

SESSION 02自分のペースで、
「働く時間」を整えられる柔軟さ
栗栖
働きやすさの指標としてよく出るのが残業時間ですが、よんでんの「全社平均18時間」という数字についてはどう感じますか? 私は、月10時間くらいですよ。
中尾
わたし自身18時間よりは多いので、この数字を聞いて「案外、少ないんだな」と思いました。同じ部署でもそれ以上に忙しくされている方もいますし、逆に当直に入ると残業はほとんどなかったりもします。
寺井
部署や職種で全然違いますよね。私のいる法人営業部も、業務のピーク時は残業することもあります。でも、大切なのは「長く働かなければならない」ことじゃなくて、「自分で時間をコントロールできるか」だと思うんです。むしろ「働きたいけれど、働けない」と感じる人もいるだろうから。
栗栖
そうですよね。私の周りでは「スライド勤務」をうまく使っている人が多いです。8時40分の始業時刻を、あえて8時や7時40分に早めて、その分早く帰るとか。10分単位で調整できるのがすごく便利だなって。
中尾
私も本社に来てから「フレックス勤務」に助けられています。電車が混む時間帯を避けて移動したり、仕事が一段落したらパッと帰ったり。技術系の仕事って、トラブル対応で急に忙しくなることもありますけど、その分、何もない時は自分で調整して早く帰るというメリハリがつけやすいんです。
寺井
一番変わったなと思うのは、やっぱりコロナ禍以降のテレワークとIT環境ですね。昔は業務資料を外に持ち出すなんてありえなかったけれど、今はパソコンやスマホが整備されて、テレワークがあたりまえになった。10年前には考えられなかったことです。
栗栖
うちは上司が「今日は在宅でやるよ」とか「フレックスで上がるよ」ってオープンに言ってくださるので、私たち1年目も気兼ねなく制度を使える雰囲気があります。
中尾
上司の理解は本当に大きいです。私が体調を崩した時も、上司がすぐに代わりに誰が対応するかを振り分けてくれたことがありました。「自分がいないと回らない」というプレッシャーを感じがちですけど、そうやってフォローし合える体制があると、精神的にすごく楽になります。
寺井
平均18時間という数字の裏側には、みんなが制度を使って、いかに効率よく、自分たちの生活を大切にしながら働くかという試行錯誤があるように思います。

SESSION 03ライフイベントを「強み」に変える
中尾
キャリアの話になると、どうしても「結婚や出産でキャリアが止まってしまうかも」という不安を抱く学生さんも多いと思うんですけど、寺井さんの歩みを聞いていると、すごく勇気をもらえます。
寺井
ありがとうございます。私は子どもを二人育ててきましたけど、よんでんは本当に両立しやすい会社ですよ。特筆すべきは短時間勤務で、小学校卒業(6年生)まで取れるんです。「3歳まで」とか「小学校入学まで」が多いから、ママ友に話すと驚かれるし、羨ましがられます。
栗栖
えっ、小学校6年生まで! それは心強いですね。子どもが成長しても、やっぱり夕方はご飯を作ったり、世話をしたりする時間が欲しいですし。
寺井
あとは「テレワーク」もありがたいです。子どもの授業参観がある日、通勤に1時間かかる私が「出社して、お休みを取って、授業参観に出る」のは無理だけれど、テレワークであれば、時間単位休暇を利用して行事に参加できるので、子どもの姿を見られるのが本当に嬉しいんです。
中尾
いいなぁ。制度は色々あると思うんですけど、その使い方はどうやって知ったんですか?
寺井
社内サイトに「ハンドブック」があって、手続きや制度がすごく分かりやすくまとめられていたし、周囲の先輩も「これ読んでおきなよ」って教えてくれました。あとは復職のしやすさも良いです。産休・育休から戻る時、原則として元の職場に戻れるよう配慮してもらえるので、復職後のギャップが少なくすみます。二人は、どんなキャリアを築いていきたいですか?
中尾
私は今5年目で、最初は現場の保守点検から始まり、工事の経験を経て、今は本社で工事を統括するようになりました。まだキャリアと呼べるか分からないけれど、こうやって段階的にできることが広がっていくのは、成長してきている実感があって楽しいです。
栗栖
私はまだ1年目なので、5年後、10年後の自分を想像するのが難しいですね…。でも、最初の数年間はいろんな仕事を経験して、自分に何ができるかを焦らず探していきたいなと思っています。
寺井
それでいいと思いますよ。あと、私から伝えておきたいのは「暮らしの経験が仕事に活きる」ということ。仕事で新施策を考える時に、「これ、便利かな?」「こんな特典があったら嬉しいかな?」という実感が、そのまま企画の強みになることもありました。
中尾
それ、すごく素敵ですね。家族のために何かを諦めるんじゃなくて、全部がつながっている。仕事とプライベートを完全に分けるんじゃなくて、暮らしで得た実感が仕事に活きるのはすごく理想的です。

SESSION 04性別に関係なく、
技術や成果で評価される文化
中尾
「電気の仕事=男性」というイメージをよく持たれます。私は学生時代から理系で、女性が少ない環境に慣れていたので違和感はなかったんですけど…。
栗栖
技術職の現場だと、やっぱり大変なことも多いんじゃないですか?
中尾
配属先の上司にとって、女性の部下を持つのが初めてだったりして、最初は戸惑われました。でも、仕事そのものに性別は関係ないと思っています。重い機材を持つのを手伝ってもらうことはありますけど、それって「性別」というより個人の得意不得意の話ですから。
寺井
それ、すごく分かります。私も「男性社会だからしんどいな」と思ったことは一度もないし、むしろフラットです。人数が少ないからこそ、幸運なことに大切にしてもらえる場面もあります(笑)。
栗栖
電話対応をしていると「女性の声だと安心する」と言っていただけることがあります。電気料金の督促のような、少しデリケートなお話をする時も、女性ならではの対応がお客さまの緊張を和らげることもあるのかなって。
中尾
性別に関係なく、技術や成果で評価される文化だからこそ、女性であることをマイナスに考える必要はないと思います。技術職を目指す後輩たちにも、「不安を持たなくて大丈夫だよ」と伝えたいですね。

SESSION 05配慮を越えた「フラットさ」へ
寺井
最後に、これから私たちがどんな会社にしていきたいか、話してみませんか。私はもっと「普通」になってほしいと思っています。女性の比率が上がることすら特別じゃなくなれば、「配慮する」という意識も薄れて、もっとフラットな関係になれるはずですから。
栗栖
素敵ですね。私は今、性別に関係なく公平に仕事を任せてもらって、毎日が本当に充実しているので、5年後、10年後も、今と同じように楽しいと感じながら、笑顔で働けていたら良いなと思います。
中尾
技術職の視点から言えば、もっともっと女性の仲間を増やしたいですね。私が経験したような「トイレの暖簾」の話が笑い話になって、どこに行っても女性の作業着姿が馴染んでいるような、そんな現場だといいです。
寺井
それは本当に良いですね。最初のデータにもありましたが、男性の育休がもっと「あたりまえ」になれば、女性の負担も減ります。結局、女性が働きやすい会社は男性にとっても働きやすい会社じゃないでしょうか。
栗栖
性別という枠組みを、いい意味で意識しなくていい会社。それが理想ですね。
寺井
本当にそうですね。男性だから、女性だからという枠を超えて、一人ひとりが尊重され、それぞれの強みを活かせる。四国という土地に根ざしているからこそ温かくて、フラットで、でも真剣な「よんでんらしさ」を、私たちはもっと磨いていけるはずです。私たち三人がそれぞれの場所で輝くことで、後輩たちを勇気づけるメッセージになれるかもしれません。

