
- 香西 祐輔
- 四国電力
- 火力部門
- 2019年入社
- 工学部 卒
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- 発電コース
- #若手(4年目以上)
- #香川出身
- #大学・大学院卒
- #技術系
- #子育て
学生時代の経験がいまに活きていること
現在は、火力の各発電所との調整業務を主に担当していますが、発電所ごとに事情や考え方が異なる中で、双方の意見を整理し、納得感のある方針に落とし込むには、筋道立てて考える力や、わかりやすく説明する力が欠かせません。
学生時代は、課題やレポートに追われる日々で、「これって将来何の役に立つんだろう」と漠然とした疑問が頭に浮かぶことがしばしばありましたが、今振り返ると、一つひとつの課題に対する論理的なアプローチや、相手に伝わる説明を模索したあの苦労こそが、今の仕事に活きる原点だったと思っています。
また、当時所属していたバドミントンサークルや、ボランティアサークルを通して、放課後の学生同士で汗を流したり、週末は子どもたちと交流した経験、そこで培った「多様な価値観を持つ人と接する力」は今の仕事におけるチームワークや信頼構築の大きな糧になっています。
勉強も、遊びも、人との出会いも、一見バラバラに見える経験が、一本の線に繋がり、今の仕事に活きていると感じています。
よんでんに入社を決めた理由は?
社員一人ひとりの「あたたかさ」と、地域を支える仕事への「真摯な姿勢」に強く惹かれたからです。
インターンシップや就職活動を通して多くの企業を回る中で、よんでんの社員には他にはない独特の安心感がありました。
それは単なる優しさではなく、生活に不可欠なエネルギーを届けているという誇りと、責任感に裏打ちされた「誠実な温もり」でした。
よんでんの社員のみなさんと一緒に汗を流したい。
そしてこの環境なら、20年、30年経っても自分らしく誇りを持って働き続けられるイメージが鮮明にでき、よんでんに入社することを決めました。
入社して感じた『意外な一面』や『ギャップ』は?
いい意味でギャップがなく、選考中に感じたよんでん社員のあたたかさや、若手でも発言しやすい働きやすさはそのままでした。
そんな中、唯一驚かされた「意外な一面」があります。
それは、発電所の運用におけるスケールの大きさと、様々な役割を担う「ひと」の存在です。
発電所で作られる電気は、「よんでん」の社員だけでつくられていると思われがちですが、実は設備不具合時の対応や、一部設備の運転等、現場を支える多くの協力会社の方々のサポートがあって、初めて電気は守られています。
発電所を運用するスケールの大きさと、多くの専門知識を有する社員のみなさんの存在があることは意外でした。
現在の仕事内容は?
再生可能エネルギーの導入が進む今、天候に左右されず電気のバランスを保つ「調整力」としての火力発電所の役割は、かつてないほど重要になっています。
私が所属する部署では、地域の電力が不足しないよう、複数の自社火力発電所の運転やメンテナンス時期を緻密にコントロールする業務を行っています。
同じタイミングで多くの発電所が止まると、地域の安定供給が揺らぎかねません。
数ヶ月、時には数年先までの需要予測に基づき、パズルのように最適な作業日程を組み上げていくことで、地域のお客様へ安心な電気をお届けしています。
また、火力発電所から発生する石炭灰や、汚泥等の廃棄物の処理など、環境への配慮も欠かせません。
多くの関係会社と連携し、適切に処理していくことで、発電所が安定運転できるようバックアップしています。

仕事をする中で『一番高い壁』は何でしたか?
それをどう乗り越えましたか?
直面した一番の壁は、実務に密接に関わる「法律」でした。
発電所の運用やメンテナンスには多くの法律が関わります。
学生時代に法学に馴染みのなかった私にとって、条文を読み解き実務へ落とし込む作業は難しく、自身の知識不足に焦りを感じる日々でした。
そのため、関連する法規や過去の類似事例を徹底的に読み込み、自分なりの解釈を持つ習慣をつけました。
その上で、自分の解釈に過信がないか、先輩や関係部署へ相談することで、法学に対する苦手意識を克服していきました。
決して自分一人で抱え込まず、周囲の専門知識を踏まえて最善の解を導き出すという経験から、組織の力を最大限に活かして最高の結果を出すという、仕事の進め方を学びました。
よんでんで働いていて一番やりがいを感じる瞬間は?
私の所属する部署では、火力発電所全体に共通するような、運用の方針やルール作りも行っています。
私が担当している間に、火力発電所の運用に関わる法令改正がありました。
まずは改正内容を一つひとつ読み解き、「現場ではどのような対応が必要か」、「今のやり方のどこを変えるべきか」を整理し、具体的な対応方針案を発電所や他部門の社員と議論を重ねながら、現場で実際に機能するルールへと仕上げていきました。
自分が考えた方針が、火力発電所全体の運用に反映され、形となったときは大きなやりがいを感じました。
今後の目標は?
調整力として必要とされる古い電源を生まれ変わらせる「火力電源の新陳代謝」や、今後伸びる電力需要に対応できる、「新たな電源の設置」に挑戦したいです。
入社して数年間は、愛媛県の西条発電所で、発電所の運転や、メンテナンスにかかる業務をしていました。
今の部署では、火力電源全体の運転にかかる調整役を担っています。
これまでの経験を生かして、どのような電源があることが最適かを常に考え、古い電源を新しくする、また、これから伸びる電力需要に対応できる新たな電源を、燃料は何にするか、どこに建設するか等全体を俯瞰した上で挑戦したいと考えています。
この仕事が社会や地域にどう役立っていると感じる?
私たちの仕事は、お客さま一人ひとりの「当たり前の日常」を守り、支え続けることに直結しています。
受験勉強に励む学生の机を照らす光もあれば、赤ちゃんの寝顔を見守る常夜灯、そして深夜まで地域を守り続ける病院の設備。
電気の使い道は十人十色ですが、そのすべてを支えているのは私たちが発電所で積み重ねる一分一秒の安定運転です。
発電部門では、わずかな見落としやトラブルが地域の停電を招きかねません。
安全・安定供給を追求し、今日も変わらぬ電気をお届けすること。
この絶え間ない積み重ねこそが、お客さまの「快適・安全・安心な暮らし」の支えになっていると実感しています。
職場の雰囲気やチームの良さは?
職場は明るく、冗談が飛び交いながらも、やるべき時は全員が集中モードに入る、メリハリのある職場です。
火力部門のプロが集まっているため、発電所の運用や設備で課題が発生すると、チームで知識や意見を出し合い、解決に取り組んでいます。
専攻分野に縛られず、電気系・化学系等、幅広い業務に挑戦できるので、若いうちから大きな仕事を任せてもらえるチャンスも豊富です。
さらに、少人数かつ複数組織で構成されているため、自分で考えた提案が形になりやすく、働く実感を得やすい環境になっています。
Uターン・地元就職を選んだ理由は?
「働くこと」と「暮らすこと」を両立させたい想いから、地元へのUターンを選択しました。
就職活動中は、大都会の企業にも惹かれましたが、インターンや説明会を通して、「10年、20年後、自分はどんな生活を送りたいか?」を真剣に考えるようになりました。
そのとき浮かんだのは、学生時代から慣れ親しんだ景色の中で、家族や地元の友人と過ごす時間です。
地元には、大都会のような派手さはないかもしれませんが、「顔の見える人たち」の役に立てると実感できる仕事や、自然体でいられる人間関係があります。
仕事もプライベートも、どちらも大切にしたい人にとって、Uターンや地元就職は、自分の理想とする生き方を自ら実現していくための、非常に前向きな選択肢だと思います。
地元・四国で働く魅力は?
職場でも地域でも、人との距離が近く、顔の見える関係が多いのが特徴です。
困ったときに相談しやすく、人の温かさを実感できる環境だと思います。
また、四国はいい意味でコンパクトな分、県内・県外問わず日帰りで移動できる距離感も魅力です。
実家への帰省もしやすく、思い立ったらすぐに地元の友人に会いに行けますし、休日には海・山・温泉・島巡りなど、気軽にプチ旅行が楽しめます。
働く場所としてだけでなく、「暮らす場所」としても心地よいのが四国の強みです。
大きな仕事に関わりながら、家族や友人との時間、自分の趣味も大切できる点が、地元・四国の魅力だと思います。
Uターン就職(転職)するか迷っている
学生(求職者)に向けてアドバイスやメッセージ
私自身、就職活動のときは都市部で働くか、Uターンするかでかなり迷いました。
最終的に四国を選んだのは、「自分が10年後、20年後も納得して働き続けられる場所はどこか?」と考えたとき、頭に浮かんだのが地元・四国だったからでした。
四国は「田舎」というイメージを持たれがちですが、実際に暮らしてみると、生活に不便はほとんどありません。
おいしい飲食店が豊富にあるのはもちろん、レジャー施設や商業施設も充実しており、ほどよく遊べて、ほどよく落ち着ける環境です。
どんな環境で働きたいか、何を大事にしたいかは人それぞれです。
周囲のイメージだけで決めるのではなく、「自分はどんな生活を送りたいか」をぜひ大切にしてください。
その上で四国という選択肢が少しでも気になるなら、ぜひ企業研究や説明会等を通じてリアルな姿を覗いてみてください。
私の四国のお気に入り

休日の過ごし方は?
